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【女子ゴルフ】鈴木愛、逃げ切り今季初勝利でツアー通算23勝目 永久シード通算30勝は「やりたいんですけど…」

2026年10月18日 17時30分

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ウイニングパットを決めた鈴木愛


◇18日 国内女子ゴルフ 富士通レディース最終日(千葉市、東急セブンハンドレッド)
 鈴木愛(32)=セールスフォース=が今季初勝利、ツアー通算23勝目を挙げた。首位タイから開始し、4バーディー、1ボギーの69で回って、通算15アンダーで逃げ切った。70の菅沼菜々(26)=あいおいニッセイ同和損保=が、2打差2位。大会3勝と好相性だった古江彩佳(26)=富士通=ら4人が、さらに1打遅れて3位で終えた。
 「やりたいんですけど…。2週前に達成した申ジエさん(韓国)ほどの実力は、ありません」。表彰式前のインタビューで永久シード(通算30勝)への意欲を聞かれると、鈴木は申し訳なさそうに答えた。トップから出た最終ラウンドは、仕掛けてくるライバルたちを尻目に、序盤を危なげなく進めた。そして「勝負をかけるのは、ここからと決めていた」という後半に、3バーディー、ボギーなし。横綱相撲のような展開だった。
 「これで23勝だけど、初めて緊張感もプレッシャーもなく、淡々とプレーできた」という。前半はパープレー。「この難しいピン位置では、そんなに伸ばす人はいない」と見抜いていた。そして、難度の高い13番をパーで切り抜け、「行くならここしかない」と、14番でギアを上げた。
 このホールは、奥に外すと難しいが、鈴木は手前からなら寄せる自信があったという。そして、148ヤードの第2打を、「完璧だった」という8番アイアンのショットで、ピン手前4メートルに。続く15番も4メートルに乗せて連続で取り、事実上この2ホールで勝負を決めた。ウイニングパットを決めると大きく喜びを表したが、すぐ平静に戻り、大会スポンサーから「もっと喜んでいいんだよ」と言われた。
 ツアーを第一線で戦う選手の中では、永久シードに最も近い存在だ。今後は、1勝ごとに、その機運が高まる。日本人では、2004年に不動裕理が達成して以来、生まれていない。「申ジエさんが達成して、自分も現実味を感じている。後の世代の目標になれれば、うれしい」。表彰式前の言葉は、あくまで謙遜。鈴木はしっかりと、偉業を意識している。

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