大切に守り継いだ江戸中期の趣にうっとり 南越前町で「伊藤氏庭園」特別公開
2026年10月19日 05時05分 (10月21日 18時36分更新)
南越前町瀬戸の国指定名勝、伊藤氏庭園が18日、特別公開された。江戸中期に作庭された趣がそのままに保たれており、訪れた人たちは手入れの行き届いた庭をうっとりと眺めていた。
地元の庄屋で医業を営んでいた伊藤助左エ門が作庭した。当時流行した作庭書「築山庭造伝」に忠実に造られているのが特徴で、「苦労して造った庭だから、子孫は大切に守っていくように」との言い伝えを歴代当主が守り継いできた。
庭園は通常非公開。限られた日のみ公開しており、この日は県内外から約15人が訪れた。自然の山々と庭木が一体となった奥行きのある景観や石組みを心ゆくまで鑑賞していた。管理する片山禎子さん(73)は「手を加えることなく、...
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