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リニア静岡工区、年内着工は難しいか 「来春」との見方も、談合事件に関する国交省のゼネコン処分が影響

2026年10月23日 05時10分 (10月23日 05時10分更新)
 JR東海のリニア中央新幹線工事で、南アルプストンネル静岡工区(8・9キロ)の年内の着工に不透明感が出てきた。静岡工区を請け負うゼネコンがリニア談合事件で営業停止処分を受ける見通しで、一定期間は工事の契約更新ができなくなる。リニア工事関係者の間で「処分時期によっては年内着工が難しい」との認識が広がりつつある。

 リニア中央新幹線 東京・品川―名古屋間(286キロ)を40分で結ぶ計画。開業時期は静岡工区の着工時期が見通せなかったため、2023年に「27年」から「27年以降」に変更した。総工費は11兆円。JR東海の丹羽俊介社長は開業の時期を「年内に示す」としている。

 リニア談合事件 JR東海発注の駅新設工事を巡り、東京地検特捜部は2018年、受注調整したとして大手ゼネコン4社と鹿島、大成建設の元幹部2人を起訴した。無罪を主張した鹿島と大成、両社の元幹部2人について今年9月14日に最高裁が上告を棄却。2人を懲役1年6月、執行猶予3年、法人を罰金各2億5千万円とした判決が確定した。

 静岡工区は10年以上かかるとされる難工事区間。東京・品川―名古屋間で最後に完成する見通しで、開業時期の算出に影響する。この工区を巡っては水問題などで静岡県との9年間の協議を経て、鈴木康友知事が...

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