【吉見一起の目】『チェイスゾーン』を見極めゾーンの球仕留めたソフトバンク打者の技術「少しの差が結果の違いに」連日の延長戦でDeNAに連勝
2026年10月25日 23時14分
ソフトバンクがDeNAに連勝した。2点リードの8回にDeNA・筒香に逆転3ランを許したが、9回に代打・山川が同点ソロ、10回に途中出場の川村が勝ち越しソロを放った。中日スポーツ評論家の吉見一起さんは両チームを比較した上で「チェイスゾーンを振ってしまっているDeNA打線と、そこを見逃してゾーンに入った球を確実に仕留めるソフトバンク打線の差を感じています」と指摘した。
「チェイスゾーン」とはセイバーメトリクスの用語で訳すと「誘い球」。ゾーンから少し外れたボールのことを指す。
ソフトバンクの先発モイネロの投球について吉見さんは「甘いと思って打者が振りにいっても結果的にチェイスゾーンにいっているから打てない」と指摘。一方で、DeNAの先発・尾形については「チェイスゾーンに投げようとするけど、見送られるからゾーンの中に投げるしかなくなったように見えた。そうなると、ソフトバンクはゾーンに入ったボールを仕留める技術が高い打者が多い。きょうの4得点はすべてちょっとした失投だった」と分析する。
ではなぜソフトバンクの打者は際どい球を見逃せるのか。吉見さんは「打ちにいきながらボールを見極めているように感じる。その分長くボールが見えて、ボールゾーンに対してバットが止まるのかなと推察します。逆にDeNA打線はボールを見てから打ちにいっているようにみえる。始動が『早い/遅い』という表現がありますけど、その少しの差が結果の違いにつながっているのではないかと感じますね」と話した。
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