美濃磁器の原点「太白焼」に焦点 27日から多治見で企画展
2024年9月27日 05時05分 (9月27日 11時50分更新)
江戸時代後期に瀬戸や美濃で製造された染付の焼き物「太白焼(たいはくやき)」に焦点を当てた企画展が27日、多治見市市之倉町の市之倉さかづき美術館で始まる。太白焼は一度は消滅したが、県セラミックス研究所が成分分析を行って再現。太白焼を美濃で初めて焼いたとされる幸兵衛窯が現代性を持たせて生み出した作品も展示される。(吉本章紀)
太白焼は江戸時代、瀬戸出身の加藤民吉が九州で磁器の製法を学んで持ち帰り、瀬戸と美濃で作られるようになった初期のもの。染付絵の具「呉須(ごす)」の青がぼんやりした点などが特徴で、現代の磁器と比べて素朴さとぬくもりが感じられる。1870年ごろに上質な磁器が台頭すると自然消滅したが、近代美濃焼のはじまりとされる。...
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