日本ハム・伊藤大海 両リーグ単独トップ13勝 妻の支えが力…今季全試合同行の敵地で11勝目

[ 2025年9月3日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム8―6ロッテ ( 2025年9月2日    ZOZOマリン )

<ロ・日>13勝目を挙げた伊藤(撮影・長久保 豊)
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 日本ハムの伊藤大海投手(28)がロッテ戦に先発し、7回2失点でリーグトップの勝ち星を13に伸ばした。チームの連敗を2で止め、2年連続の最多勝に前進した。首位のソフトバンクも勝って1ゲーム差のまま。伊藤の次回登板は中6日で9日のソフトバンクとの首位攻防戦。リバン・モイネロ投手(29)との今季6度目の投げ合いに向かう。

 海辺から運ばれた潮風でユニホームがなびく。幕張特有の湿った空気が釣り好きの伊藤にとっては心地良かった。7回121球を投げ、9安打2失点で両リーグトップの13勝目。風速12メートルの強風もものともせず、プロ入りからZOZOマリンは無傷の6勝0敗とした。

 「立ち上がりは風の強さに苦戦しましたが、何とか最低限の仕事ができました」

 初回こそ制球が乱れ、2死満塁のピンチを背負うも無失点でしのいだ。2回以降は立て直し、2回1死からは5者連続三振。「最後に許した本塁打が悔しい。もったいない」と、7回2死一塁でソトに許した2ランを猛省したが、エースの仕事を果たしてチームの連敗を2で止めた。

 愛妻の支えが快投を後押ししている。今季から伊藤が登板する全ビジターゲームに妻も同行。思うような結果が出ない時も近くで寄り添い、メンタル面のケアに努めてくれる。そのおかげで13勝のうち11勝がビジター。妻はこの日もスタンドから応援し、伊藤は「凄く励みになっているし、一緒に戦っているなと感じる」と、感謝の思いを口にした。

 2日前の8月31日に28歳の誕生日を迎え、妻から手作りケーキがサプライズで贈られた。釣り上げたヒラメ100枚達成記念も同時に祝い、可愛らしい手書きのヒラメも描かれていた。「今まで通り、日々成長できるようにやります」と誓いを立て、28歳の初陣を白星で飾った。

 首位ソフトバンクもオリックスに勝ち、ゲーム差は1のまま。次戦は中6日で直接対決となる9日に先発予定で、今季6度目となるモイネロとのマッチアップが予想される。エースは「まだ分かりませんよ」と苦笑いで登板日は濁したが、続けて「そういうつもりで行きたい」。視線の先は首位決戦を見据えていた。(清藤 駿太)

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