意気消沈のちレインボー52センチ 群馬県片品村丸沼 日本のトラウトフィッシング発祥の地で

[ 2026年10月22日 05:30 ]

ドライフライで見事に52センチのレインボーを引き出した土屋さん
Photo By スポニチ

 【釣りの旅】群馬県片品村にある丸沼は、秋にドライフライで大型魚が釣れることで知られる。このほど開かれたフライ教室では、講師を務めた筆者の生徒が50センチオーバーのニジマスをヒット。11月1日に開催される第31回丸沼釣り大会も盛り上がりを見せそうだ。 (バリバスフィールドスタッフ・吉田 俊彦)

 《慌てて早合わせ》日光国立公園内にあり、標高は1430メートル。紅葉の見頃を迎えている丸沼は日本のトラウトフィッシング発祥の地で、秋は大型トラウトを狙う好機だ。
 講師を務めたのは、10月初旬に行われた「かたしな高原 フライフィッシング・ステップアップキャンプ」。中級者向けコースで、テーマは「脱管理釣り場」。東京都世田谷区から参加した土屋創さんとボートで湖上へ繰り出した。
 筆者がガイド兼こぎ手で、土屋さんとマンツーマン。ラインシステムは、フローティングライン4番にVARIVASテーパードリーダーのスティルウォーター4Xを接続。

 ライズを探しながら、ゆっくりとボートを進める。しかし、カメムシもいなければライズも見つけられないまま湖を半周、ダムサイトに来てしまった。
 ボートを止めると、湖面に浮かべた土屋さんのフライに突然ガボンという音とともに魚が飛び出した。慌てて早合わせになり、一瞬でバレてしまった。あー残念。しばらくして再びヒットしたが、今度はラインブレークして意気消沈。しかし、ライズがなくても岸際にはチャンスがあることが分かった。

 《強烈なファイト》ライズポイントの風上側に回り込み、サウスポーの土屋さんがキャストしやすいように、船尾から岸際を進んだ。浮遊する落ち葉周辺を狙う作戦。湖岸から張り出した枝の下に土屋さんの今日イチのキャストが決まった。
 数秒後、フライが音もなく水面下に吸い込まれた。フッキングした次の瞬間、ロッドが根元から曲がった。大物だ。魚は底に向かって何度も潜っていく。格闘すること5分、魚は走る方向を変えて水面に上昇。その瞬間を逃さず筆者がネットイン。強烈なファイトの主は52センチのレインボートラウトだった。
 満面の笑みの土屋さん。ヒットフライはVARIVAS2130WB10番に巻いたブラックカメムシ。管理釣り場以外では初めての大物だというから、素晴らしい体験になったといえそうだ。

 《豪華賞品あり 丸沼釣り大会》丸沼釣り大会は、バーブレスフックを使用し1匹の長さで競うルアー・フライ限定の大会。豪華賞品でも人気だ。事前に大型魚が放流されるので、ボートの他に岸からチャレンジするのもお勧めで、誰にでも入賞チャンスがある。

 ◇第31回丸沼釣り大会 ▽日程 11月1日▽受け付け 午前6時▽競技開始 同6時半▽検量終了 正午(随時受け付け)▽定員 120人▽申し込み期限 10月29日▽参加費 500円(別途、入漁料。ボート利用者はボート代)
 

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る
広告なしで読む
タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->