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タテジマの季節到来 イシダイ43センチ、イシガキダイ35センチ 和歌山・広川町「なぎ丸」

[ 2026年10月7日 05:30 ]

 和歌山・広川町の湯浅湾の沖磯で石物の気配が出始めたとの情報が入った。そこで9月中旬、さっそく試し釣りに出かけてみた。阪神間から至近距離で出かけやすい磯釣り場で本命のイシダイが姿を見せてくれた。 (スポニチAPC・木村 俊一)

  早朝、湯浅広港からなぎ丸(スポニチ釣り指定店)で出港。渡船に乗り込むと「カルモ島に行ってみましょう」と辻本船長。選んでくれたのは二のハエ。釣友の川田勇一氏と2人で渡る。天気は雨が降ったりやんだりだ。

 船長から教えてもらったポイントは2カ所。私がチョボの横で、川田氏は東端から竿を出す。私のところは三のハエ向きの水道で足元から根が張りだしている。その先が深くなっている。そこで、その根の先の深いところを狙うことにする。餌はガンガゼウニとマムシ(本虫)を用意。

 潮は満ち五分で上り潮が仕掛けを引っ張る。リールのカウンター20メートルのところで仕掛けがおさまる。いい感じなのだが竿先に変化が出ない。ウニミンチを潮上にまきながらじっくり待つことにする。

 初めのうちは餌取りのアタリもない状態。30分ほど経過してようやく竿先が動き始める。はじいたり押さえ込んだりするので、石物の気配ムンムンだ。アタリが止まったところで仕掛けを回収してみると、ウニの芯も残さず食い取られている。これは石物が食っていると確信できる状況だ。

 何度か餌を取られてから竿が大きく引き込まれた。急いで竿尻へ駆け寄ったが針掛かりが浅かったのだろう。舞い込んだ竿が無情にもはねかえってきた。これで本命が回遊していることが判断できたので、この後はずっと竿先から目を離さず餌打ちを繰り返しているとようやくチャンス到来。十分に食い込ませて合わせを入れる。

 今度はばっちり針掛かりした。海面近くに浮いてきた魚体を確認すると、しま模様の鮮やかなイシダイだ。寄せ波に乗せ磯へ放り上げる。43センチの中型クラスだがとにかく魚を手にすることができたので気持ちが落ち着く。

 川田氏もアタリはあるが食い込んでこない。東端は潮が上がってきて足元をぬらし始めたらしく、船着き場のほうへ移動してくる。私が釣り上げた魚を処理していると「こっちはイシガキがきました」と川田氏から声がかかる。振り返ると浮かせたイシガキダイを抜き上げるところ。横幅のある魚体で35センチのイシガキダイだった。

 まだ潮は満ち込んできているので、さらなる釣果に期待して釣り続けたが、潮が引き潮に変わるとアタリが止まり納竿となった。湯浅沖磯の底物はこれから秋の本格的シーズンを迎えるので楽しみ。また、乗合船では大型のアジにイサギ、マダイが釣れている。問い合わせは「なぎ丸」磯(電)0737(62)3891。乗合船(電)0737(62)3890へ。

 ◆アクセス 関西からは阪和道・有田ICを出て国道42号を白浜方面に南下、湯浅の交差点を右折し約1キロでなぎ丸の建物が見える。磯渡しはそこから南へ約1キロ湯浅広港へ。

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