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タイムズ流出顧客に3000円 対象146万人 佐川急便 個人情報5000万件漏えい恐れ

[ 2026年10月24日 05:30 ]

カーシェアリングサービス「タイムズカー」の看板
Photo By 共同

 カーシェアリングサービス「タイムズカー」を運営するパーク24は23日、不正アクセスで運転免許証など本人確認書類の画像データの漏えいを確認した顧客延べ約146万人に対し、3000円相当の現金か金券を支払うと発表した。佐川急便は個人情報が最大で延べ約5323万件流出した可能性があると公表。企業に補償を求める動きも出ており、情報管理が経営を揺るがす問題になってきた。

 これまでの情報流出では500円程度を支払うケースがあった。訴訟では3000円超が認められた事例もあり、今後の企業対応で先例になるかどうかが注目される。

 パーク24は、顧客への見舞金の支払いなどで2026年10月期に55億円の特別損失を計上する見通し。タイムズカーの情報流出で集団訴訟を呼びかけている弁護士は共同通信の取材に対し、見舞金は将来に金銭的な被害を受けるリスクに見合わないなどとして、パーク24を提訴する意向を示した。

 パーク24は外部専門機関による調査の結果、外部送信の痕跡を確認した運転免許証画像のデータは延べ約146万人分だったと明らかにした。これまで延べ約160万人分が流出した恐れがあるとしていた。画像データは暗号化した状態で保管していたため、直ちに閲覧可能な状態ではなかったとしている。

 氏名や住所なども含めた個人情報が流出したアカウントの総数は約662万件に上る。不正アクセスの原因については、ウェブシステムに存在した脆弱性が悪用されたと言及。セキュリティー対策は実施済みという。

 パーク24は今後、社外取締役や外部専門家で構成する調査委員会で検証を進め、年内をめどに再発防止策を公表する。

 佐川急便の情報流出は、顧客の氏名や住所、電話番号などで、実人数ではないと説明。クレジットカードの情報は含まれていないとしている。9月30日に、インターネット上で荷物の配送状況を確認できるサービスへの不正アクセスを確認した。

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