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世界記録認定 ブラックバス4・46キロ 滋賀・琵琶湖  日本のバス世界記録では2人目 

[ 2026年10月17日 05:30 ]

世界記録に認定されたビッグバス
Photo By スポニチ

 【奥山文弥の釣遊録】今年4月に滋賀・琵琶湖で釣ったブラックバス(オオクチバス)が、国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)からフライフィッシング・ティペット4ポンド(2キロ)クラスの世界記録に認定されました。4・46キロ。全長62センチ。日本のバス世界記録は2人目で、フライでは本邦初。バス釣りを始めて50年余。我ながらよくやったと思います。

 釣友の百々海雄介さんのボートに乗り、浅場のアシ際へ愛犬ヤマトの毛を使ったストリーマーを投げ込んでの釣果です。ヒットして数秒後、大きな口を開いて水面に躍り上がりエラ洗いをした時には、その大きさに驚きました。

 IGFAでは、魚とフェアに戦うために定められたルールで釣った魚の公式記録の認定をしています。重量による階級分けをしているスポーツのように、ラインの強度によって細かくクラス分け。2ポンド(1キロ)クラスから130ポンド(60キロ)クラスまであります。

 日本人初のIGFA公認世界記録は、丸橋英三さんが1984年に太平洋に浮かぶクリスマス島で釣ったロウニンアジの35・38キロ。16ポンド(8キロ)クラスです。このライン強度で30キロオーバーのキャッチは難しいと誰もが疑っていた時代。大きな話題となりました。

 丸橋さんは当時35歳。この記録に影響を受けた多くの若者たちが、今では常識となっている「走らせて取る」ということを認識し、「次は俺だ」と夢をはせたのでした。
 しかし、世界の壁は厚く、新記録樹立は困難。挫折する人もいましたが、2009年(平21)に釣り人を奮い立たせてくれるビッグワンが現れました。栗田学さんが琵琶湖で釣った10・12キロのブラックバス。これが世界記録になったのです(後にフロリダバスとして認定)。

 従来の世界記録は10・09キロ。これを30グラム上回ったわけですが、2オンス(約56グラム)を超えないと更新されないルールによりタイ記録とされました。とはいえ、世界一大きなバスが日本で釣れたのですから、バスフィッシングの本場、北米でも大ニュースになりました。

 皆さんもIGFAルールで釣りをして、世界記録に挑戦してみてはいかがでしょう。女性部門やジュニア部門もあります。1人で戦うのがルール。竿掛けに固定したり、誰かにロッドを支えてもらったり、電動リールを使ったら記録申請の対象になりません。

 20ポンド(10キロ)以下のラインクラスなら身近な淡水域にも対象魚がいます。細かい技術を駆使すればなんとかなるので、狙いやすいと言えます。大切なことは日頃の経験。筆者は多摩川のコイなどを相手に練習しています。
 日本ではジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)がIGFAルールで釣った魚の記録認定をしており、IGFAへの橋渡しもしています。まずはJGFAに入会してから記録を狙い始めることをお勧めします。 (東京海洋大元客員教授)

 ◇使用タックル ロッド=セージ・G3RPLX1209、リール=ダイワ・アルトモア300D、ティペット=サンライン・FCスナイパー3ポンド

 

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