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雪辱 胴長24センチのコウイカ&20センチのアオリイカ 大雨の合間2時間半格闘で2匹

[ 2026年10月24日 05:30 ]

餌木釣りでアオリイカを獲得したかなぱん
Photo By スポニチ

 【釣夢中】ユーチューバーのかなぱんが餌木でのイカ釣りに初挑戦した。普段はブラックバス釣りなどにいそしんでいるが「急に夢にまで出てくるくらいイカを釣りたくなった」と海へ。アオリイカとコウイカを獲得できた要因は――。 (牧 元一)

 釣り場に到着すると不幸にも大雨に見舞われた。京都府宮津市の栗田(くんだ)漁港。自宅から乗用車で約2時間半かけて訪れた場所。悪天候だからといって潔く引き返すわけにはいかない。

 車内で待機すること約2時間。小降りになったのを見計らい、防波堤のポイントへ。雨で海水は濁り、イカの姿を目視することができない。それでも、餌木を投げ入れ、着底を確認し、シャクり始めた。

 約20分後、確かな当たりを感じた。「濡れた雑巾が餌木にズシンと乗った感じ」。上げてみると、胴長24センチのコウイカだった。それから約20分後、再び当たりを感じた。「さっきより小さい。ズンという感じ」。上げてみると胴長20センチのアオリイカだった。

 結果的に大雨の合間の約2時間半で2匹の成果。「イカの当たりは分かりにくいと言われるけど、当たった時はよく分かりました。バス釣りをやっているおかげかも」と相好を崩した。

 しかし、実はこれは2回目の釣行の模様。初回は奮闘むなしくオデコに終わっていた。

 初めてのイカ釣り。「実はアオリイカとコウイカの違いすら分かっていませんでした」。餌木は2・5号のグリーン系、ブルー系、ピンク系を購入。竿とリールはバス釣りで使っているものを転用。ラインとリーダーも、所有していたPEとフロロカーボンを使うことにした。

 釣り場は事前に自身で検討。「寝る時間を惜しんでネットで調べました。釣り禁止ではなく、足場が良さそうな場所。グーグルマップの航空写真で海の地形も確認しました」。それで行き着いたのが栗田漁港だった。

 午前11時に到着しポイントを模索。約4時間後、障害物が点在する海中に餌木を投げ入れると、イカが集まってくるのが見えた。「捕食モードで黒くなっている。これは釣れる!」。ところが、いくらシャクっても当たりがない。この日は計7時間粘ったが、日没となり、仕方なく帰宅の途に就いた。

 「落ち込みました。イカはたくさんいたのに、なぜ釣れなかったのか…」。しかし、ここから新たな展開。初回の釣行の模様を自身のYouTubeで公開したところ、数々のアドバイスが寄せられた。「着底した餌木は横にせず立てて」「イカが餌木を抱く暇がないから、焦ってシャクり過ぎないように」「動かす時はパン、パン、パパンのタイミングで」「小魚がビビビッと動いている感じで」。2回目の成果は、これらの助言を実践して得たものだった。

 「YouTubeでこんなにアドバイスを頂いたのは初めて。釣れたのは皆さんのおかげです」。初挑戦を成功に導いたのは視聴者の力。ユーチューバー冥利(みょうり)に尽きる話だ。

 次の目標はサイズアップ。「胴長30~40センチを釣りたい」。今度はYouTubeにどんな助言が寄せられるかな。

 《エギング動画 再生15万回に》YouTubeチャンネルでは3回目のイカ釣りの模様も公開中。「私の動画の再生回数はいつも3万回くらいなのですが、エギング(餌木でイカを狙う釣り)の動画を上げたら15万回くらいになりました。それだけエギングをやっている人が多く、見てくれる人が多いのだと思います」。さらに人気コンテンツに成長しそうだ。

 ◇かなぱん 本名などは非公表。京都府出身。短大卒業後、音楽教室で勤務。バンドのボーカルとして「サマーソニック」に出演したことも。2019年、釣りをテーマにYouTubeチャンネルを開設。登録者は現在約3万3600人。

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