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粘りの2日間で35センチクロダイ 待望本命に喜び爆発

[ 2026年7月4日 05:30 ]

2日がかりで仕留めた本命に会心の笑みを浮かべる小林さん
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】山形県鶴岡市の温海周辺で釣友とクロダイを狙った。日程は2日間。しかし、ナギ続きの海は底まで見える透き通った状況で、久々の磯釣りは大苦戦。かすかな濁りに期待して入った2日目の漁港で諦めることなく続け、なんとか本命の顔を拝むことができた。(スポニチAPC・小林 純平)

 初日は早朝に、鶴岡市にある釣り具店「フィッシングハウス ライズ」の駐車場で、新潟市の小林克幸さん(60=飲食店経営)と合流。磯場のクロダイを久々に狙うことにし、店舗近くの磯場に降り立った。

 普段は新潟・東港をホームグラウンドにしている小林さん。磯釣りには強い憧れがあるようで、やる気がみなぎっている。しかし、1週間ほどナギが続いている海は、どこまでも透き通った状態で、底まで丸見え。しかも、偏光グラスで観察していると、フグなどの小魚が全く見えない。これでは苦戦は免れないと小林さんと顔を見合わせた。

 まき餌は、マルキユー「ニューチヌパワーダッシュ」をメインにオキアミ1キロを混ぜたもの。食わせ餌は、オキアミや練り餌などを持参した。

 厳しい状況にも戦意を喪失することはない小林さん。沖めに向かって仕掛けの投入を繰り返す。しかし、餌取りもなく、オキアミはハリに付いたまま。

 水深は6メートル前後。投入ポイントを磯際や近場、沖めと替えて続けていたが、ウキの変化は見られない。

 昼近くまで粘った末にポイントを替えることにした。濁りが入っていそうな漁港周りを数カ所見て回ったが、沖に面している漁港内の水は、やはり透き通っており、この日は納竿することにした。

 2日目は夜明け前に、小川が数カ所から流れ込んでいる鼠ケ関漁港へ。わずかながら濁りがあることを確認し、入座した。

 勝負は昼までと2人で決めて、早速仕掛けを投入。水深は5メートル前後。潮の動きはない。沖め25メートル付近のポイントにまき餌を数カップ投げ入れたが、マアジやフグなどの気配はなく、食わせ餌のオキアミは形も崩れず残ってくる。それでも、かすかにある濁りに期待し、やる気モードは全開である。

 そして、1時間ほどたって、筆者に待望の当たり。ウキがゆっくりと海中に消え、愛竿は弓なりに。不規則な強い引きを繰り返すのは間違いなくクロダイ。40センチを超えることはなかったが、苦労した分、喜びは半端ない。

 取り込みが終わった途端、今度は小林さんの竿も曲がった。うれしそうにリーリングを繰り返し玉網に収まったのは35センチのクロダイ。小ぶりとはいえ、2日がかりで仕留めた価値ある本命。磯での釣果ではなかったが、大喜びであった。

 これからは、クロダイのほか、マダイやメジナも狙える庄内の海。今夏はどんな魚と巡り合えるか、楽しみである。(マルキユーフィールドテスター)

 ▼釣況 鶴岡市・フィッシングハウス ライズ=(電)0235(43)2015。

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