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夕方に良型アカイカ30センチ “弁慶”お預けも「試し釣り」でまさか

[ 2026年7月18日 05:30 ]

胴長30センチの良型を手にした清水さん
Photo By スポニチ

 【釣り新鮮便】土用の丑(うし)の日と聞けばウナギのかば焼きが恋しくなるが、新潟・上越沖では夏の風物詩・アカイカの季節が始まる頃だ。勝負は夕刻からで、太陽が避けられるだけでもうれしいが、引き良し、食べて良しの好ターゲット。胴長35センチ超えの“弁慶”との出合いを夢見て上越・いとう釣具店へ足を運んだ。(バリバスフィールドスタッフ・後藤 賢治)

 いとう釣具店と提携する第二八坂丸に乗船。午後5時に出船し30分で有間川沖に到着した。アンカーを打ち、ポイントが決まると、竹内海星船長のアナウンスが船内に響く。

 「明るいうちは底狙いで、集魚灯が入ったら徐々にタナを上げ誘ってください。底潮の動きがイマイチで活性が低いですが頑張って誘ってください」

 ラインは、道糸にバリバス・アバニイカメタル「PE X9」マーキング0・6号、ショックリーダーは同アバニイカメタル「エステル」3号1・5メートルをつなぐ。仕掛けはハリス4号1・5メートル。下にオモリ代わりの鉛スッテ20号、枝スは魚型の餌木2・5号を使う。

 着底したら糸フケを取って0・5~1メートルシャクった後に再び仕掛けを落としていく。

 午後6時、左舷トモ2番目で長野県岡谷市の清水和幸さん(57)の竿先がしなった。上がってきたのは胴長30センチのアカイカだ。「まだ時季的に早いので試し釣りに来たつもりでしたが、良型が釣れてうれしい」。清水さんに笑みがこぼれた。

 筆者にもすぐ当たり!胴長28センチゲットだ。6時25分には、左舷大ドモで岡谷市の須山祐志さん(54)が20センチを手にした。船中あちこちで当たりが続き、この日がアカイカ初挑戦となる長野県佐久穂町の新津信夫さん(75)にも。15センチの小型ながら「アカイカ初めてなのに!」と大喜び。岡谷市の高林秀行さん(45)も15センチを釣り上げた。

 7時を過ぎると、集魚灯がコバルトブルーに染めた水面をトビウオ、ダツ、マアジ、サバが泳ぎ回る光景に見入ってしまった。だが、釣りの方は底潮が動かず苦しい時間帯に入った。

 釣果は竿頭8匹と全体的に伸び悩んだが、そんな中でビギナーの新津さんが諦めずに黙々とタナを探って7匹は凄い。筆者は10時ごろに当たった20センチを手にして5匹。

 「7月後半から8月にかけてアカイカの旬が楽しみですね」とは初っぱなに30センチの良型を釣った清水さん。「底潮さえ動けば楽しみです」と竹内船長も今後に期待。この日は姿見ずに終わった弁慶も交じって、おいしいアカイカがバンバン釣れることだろう。

 ≪甘くてコリコリ絶品刺し身「居酒屋こいずみ」大将・小泉彰さん≫今年お初のアカイカを、一番おいしく食べたい!東京都青梅市にある「居酒屋こいずみ」の大将・小泉彰さんにお願いしたら「初物は刺し身がベスト」と料理長の本橋和彦さんに指示。短時間で完成された絶品の刺し身に、客も笑顔が止まらない。「釣りたてはギラギラと輝き、食べたらコリコリ。甘みがあってしっとりしてて最高」と大絶賛だった。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、上越市・いとう釣具店=(電)025(544)1173。出船は午後5時と同11時。出船の1時間前に船着き場に集合。乗合料金は1万円。要予約。

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