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生命感強烈!!ハゼとの再会 “探知機”と化して「探す」楽しさも実感 千葉・江戸川放水路

[ 2026年10月3日 05:30 ]

久々のハゼ釣りに笑顔がこぼれる高末です
Photo By スポニチ

 【リカちゃんFishing】あらゆる魚に挑戦する好奇心旺盛な釣りガール高末里香。今回は千葉県市川市の江戸川放水路でハゼ釣りです。子供の頃にやったことがあるという人も多いはず。誰でも釣れるけど、奥が深い釣りだと、改めて思いました。

 私にとってハゼは、ちょっぴりほろ苦い子供の頃の思い出。小学生の頃、父とサビキ釣りに出かけ、たまたま釣れたハゼの可愛さに一目ぼれ。「おうちで飼う」と3匹連れて帰り、洗面器で飼育を始めました。ところが翌朝見ると、3匹とも洗面器から飛び出して変わり果てた姿に…。

 そんなことを思い出しながら、江戸川放水路へ。東京と千葉の間を流れる江戸川を治水のために二手に分け、新たに通した人工河川が放水路です。その入り口付近にあるマルヤ遊船の桟橋で十数年…いや、数十年ぶり!?にハゼと再会しました。

 今回使うのはタナゴ竿。触るのも初めてです。全長約140センチで、重さはなんと12グラム。普段は船釣りがメインの私には衝撃の軽さ。こんなに軽くて大丈夫?と思いながら釣り開始です。

 タナゴ用のウキ仕掛けに、餌はホタテの貝柱を一筋、ハリ先にチョン掛けします。ウキ下を調整して仕掛けを投入。川底で餌を「ちょん、ちょん」と動かして誘い、ステイ。すると、ウキがスッと海中へ。合わせた瞬間「ブルブルブルッ」と手元に伝わる生命感は思ったよりも強烈です。

 細い糸と軽い竿だからこそ、魚の動きがダイレクトに伝わります。

 久々に手にしたハゼは、相変わらずチャーミング。小さな魚体で一生懸命竿を震わせる姿が愛くるしい。ハゼ釣りってこんなに面白かったっけ?

 もう一つハマったのが「魚を探す」楽しさ。桟橋や係留されたボートの上を移動しながら、数センチ刻みで仕掛けを「ちょん、ちょん」。まるで“ハゼ探知機”と化したように無心で探り続けます。

 ハゼの集落を見つけると、そこからは入れ掛かり。ブルブルッ!ブルブル!と当たりが続きます。当たりが遠のけば、また移動してサーチ。魚を見つけて、釣って、また探す。この繰り返しがゲーム感覚で楽しい。難しい技術は必要ありません。子供や初心者が気軽に楽しめる一方、経験者なら数釣りやサイズ狙い、竿や仕掛けの工夫など、突き詰めるほど奥が深い。つまり、釣りの入り口としても、腕を磨く遊びとしても楽しめる釣りです。

 子供の頃の記憶をたどるように楽しんだ今回のハゼ釣り。気が付けば、あの頃以上に夢中になっていました。か細く短い竿から伝わる「ブルブルッ」という生命感。大人になった今だからこそ、その面白さを改めて実感しました。これは、ハマります。

 今回使った竿は小さく折り畳めポケットにも入りそうな長さだし仕掛けや餌もコンパクト、こんな極軽量の装備で“おいしく食べられる魚釣り”というのはハゼ釣りだけではないでしょうか。ハゼの桟橋釣りはこれからサイズもアップして11月まで釣れるとのこと。今後が楽しみです。

 ▼釣況 マルヤ遊船=(電)090(3514)3033。桟橋釣り1500円。貸しボート3500円から。

 ◇当日のタックル 竿=六華(りっか)1・2~1・4メートル(スミス)、仕掛け=たなごウキ仕掛け150センチ竿用&ハリ袖3号(オーナーばり)、餌=ハゼほたて(マルキユー)。

 ◇高末 里香(たかすえ・りか)広島県出身。元美容クリニック看護師。24年「アングラーズアイドル」ファイナリスト選出。釣り専門紙の記事執筆や番組出演で活躍中。オフショアジギングや遠征のGTゲーム、エリアトラウトなどへも通い、年間釣行は3桁超え。

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