【甲子園】初導入ビデオ検証は明らかな間違いを正せる「セーフティーネット」としての位置づけが適切

[ 2026年8月23日 05:00 ]

第108回全国高校野球選手権

甲子園でのビデオ検証の様子
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 【大会総括】昨年の午前2試合、午後2試合から、午前1試合、午後3試合の「新2部制」による暑さ対策は試合中に気温が上がりにくく選手から好評だった。熱中症疑いは16件で、昨年の24件から減少するなど一定の効果があった。

 初導入されたビデオ検証は17度あり、6度判定が覆った。「最終ジャッジ」のあり方が大きく変化した。機械の力を借りて正しい判定に近づけることはチーム、審判員の双方にメリットがあるが「見る側」にも正しい価値観が求められる。

 MLBのように、あらゆる角度の映像が用意されているわけではないため、混乱を招くような明らかな間違いを正せる「セーフティーネット」としての位置づけが適切。プロ野球のリクエストでも、日々ファンのひいき目で「なんで判定が変わらないのか」という意見が散見されるが、「~だろう」のような臆測で判定を変えることはできない。一目で分かる誤審以外は当初のジャッジ通り、という価値観の浸透が望ましい。

 5人の女性審判員が初出場するなど、新しい景色が印象深い大会だった。(アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)

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