日本ハム・今川、モイネロ撃ち弾 通算打率・333&2発のキラー本領 3年ぶり4番起用応えた

[ 2026年9月2日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2-1ソフトバンク ( 2026年9月1日    エスコンF )

<日・ソ>2回、ソロを放つ今川(撮影・高橋 茂夫)
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 好投手とはいえ、波長が合うのか。迷いなく振り抜いた打球が左翼ブルペンに飛び込むと、日本ハム・今川は笑顔で両手を叩いた。

 まさに“モイネロキラー”だ。「覚悟を決めた打席だったので自分でもびっくりです。怖い…怖いっす」。通算成績は15打数5安打の打率・333。昨年9月9日以来の一発だ。昨季最優秀防御率の左腕から2本塁打したのはわずか8人しかいない。

 相性の良さもあり、約3年ぶりに4番で起用された。0―1で迎えた2回先頭で、129キロスイーパーを豪快に振り抜いた。同点の4号ソロ。打球角度は44度と高く、滞空時間は6秒78と長かった。左翼フェンスギリギリに飛び込み「ベースを回る前に“行け”って叫んでいました。最後は執念で一押し」と今川。先月14日に今季初昇格後、出場11試合で4本塁打と勢いが止まらない。

 この日の朝、新庄監督からダイレクトメッセージで4番起用を伝えられた今川は「吐きそうでした」と苦笑いする。新庄監督は「やっぱり相性ってあるんですね。今川君の実力でもあるんですけど」と感嘆した。

 チームは今季3度目の5連勝。2位西武とは2ゲーム差に迫った。今川は「今まで積み重ねてきたものがある。自信を持って打席に立っているので、それを表現するだけ。必死にこれからも、やり続けることは変わらない」と言った。苦労を重ねた男が、終盤で強い光を放ち続けている。(清藤 駿太)

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