【アニ漫研究部】WBCに眠る?新しい野球漫画の切り口
Photo By スポニチ
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)はいよいよ4強の戦いへ――。侍ジャパンこと日本代表は、あと2勝で3度目の世界一を手にします。今回の「アニ漫研究部」は、野球漫画で描かれた“世界”について語り合いました。
スポニチ本紙デスク 野球漫画でメジャーリーグや“世界”を描いた作品といえば、やっぱり満田拓也氏の「MAJOR」だね。主人公・茂野吾郎のリトルリーグからメジャーリーグまでを描いた“野球大河ドラマ”。高校卒業後に渡米し、2年目にメジャーに昇格するけど、その前に日本代表として「W杯」に出た。
漫画編集者 野呂、松若、コジローら実在選手を思わせるキャラ勢ぞろいの豪華メンバーは漫画だけどワクワクした。
本紙野球記者 この「W杯」が掲載誌の週刊少年サンデーで描かれたのは2004年頃。実際にWBCが行われたのは06年で、開催が決まったのはその前年の05年春。五輪以外での“国別対抗世界一決定戦”は「MAJOR」で一足先に実現した形だ。
デスク 今思うと、初めて野球漫画で描かれた国別世界一決定戦だったかもね。日米野球は、梶原一騎、川崎のぼる両氏の「巨人の星」などで描かれていたけど。こういう世界大会はなかった。
野球記者 90年代まではメジャーリーグも今ほど身近じゃなかったし、野球漫画も“世界”を描かなくてよかった。ヒラマツ・ミノル氏の「REGGIE」を筆頭に来日した外国人選手は描かれたけど、海を渡った日本人選手は漫画でも描かれた記憶はない。
アニメライター 90年代後半に放送された「タッチ」の続編アニメでタッちゃんが渡米して野球していたのは覚えている。
漫画編集者 95年に野茂氏が渡米し、サッカーでW杯が身近になり、野球漫画も世界を意識するようになったと思う。
本紙デスク でも、がっつりメジャー挑戦を描いた漫画は意外に少ない印象。「MAJOR」以外では森高夕次、足立金太郎両氏の「グラゼニ」、さだやす圭氏の「なんと孫六」「フォーシーム」シリーズくらい?
本紙野球記者 そもそもプロより、高校野球を題材にした漫画の方が断然多いからね。今だと、なきぼくろ氏の「バトルスタディーズ」や、ひぐちアサ氏の「おおきく振りかぶって」、あだち充氏の「MIX」などが人気だけど、少年読者により身近という点はもちろん、やはり「甲子園」というドラマ性が大きいんだろうね。
漫画編集者 プロ野球が舞台の漫画って、ここ20~30年を振り返っても単行本10巻を超える作品はそんなに多くはない。「あぶさん」や「ドカベン」シリーズなど水島新司氏の作品は別格として、甲斐谷忍氏の「ONE OUTS」20巻、こせきこうじ氏の「ペナントレース やまだたいちの奇蹟」14巻、ハロルド作石氏の「ストッパー毒島」12巻といったところだ。
デスク 連載中の作品では、クロマツテツロウ氏の「ドラフトキング」が14巻まで出てるね。スカウトが主人公だから、プロ野球が舞台とは言い切れないけど。
アニメライター メジャーを舞台にするのは、連載中の作品では「グラゼニ~大リーグ編~」くらいかな。36歳になった主人公の凡田投手が、ナックルボーラーとなって挑戦している。
野球記者 大谷選手そっくりの二刀流選手「王嶋貞雄」との対決も描かれた。
漫画編集者 「なんと孫六」は、月刊少年マガジンで33年続いた連載を2014年に終了させたけど、こちらも「MAJOR」のような“大河もの”。主人公・甲斐孫六の高校からプロ野球、メジャーまでの活躍を描いた。終盤は、WBCならぬWBTを日本代表として戦った。
デスク WBTの途中で連載が終わったのは残念だった。孫六は、大谷選手ばりの投打二刀流。相撲漫画「ああ播磨灘」など型にはまらない主人公を描くのが得意な、さだやす氏らしい破天荒な選手だった。
野球記者 同氏の作品では「フォーシーム」シリーズもメジャーが舞台。破天荒な契約を結んだ主人公・逢坂投手の活躍、フロントとの駆け引きが面白い。
漫画編集者 ほかにも「デカスロン」の山田芳裕さんが「ジャイアント」で、メジャーに挑戦する大卒選手を描いていた。それくらいかな。日本以外を舞台とする野球漫画は。
デスク 以前、ある漫画家を取材したときに「野球漫画はパターンがほぼ出尽くしたと言われ、新しい切り口が難しい」と聞いたことがあるけど、メジャーや世界大会はまだ切り口があるかもしれないね。
アニメライター 「ジャイアント」の大卒選手は、ドラフトで指名されず、就職先の社会人チームも廃部という八方塞がりの状況からメジャーを目指す設定だった。
漫画編集者 もしかしたらWBCに新しい野球漫画のヒントがあるかもしれない。近年はサッカーに押され気味の野球だけど、これだけ注目を集めてるんだから、まだ切り口はありそうだ。
芸能の2023年3月20日のニュース
-
侍ジャパン戦士の妻たちも続々米国入り!?板野友美、衛藤美彩がインスタに投稿
[ 2023年3月21日 02:19 ] 芸能
-
きゃりーぱみゅぱみゅ 結婚発表 お相手は俳優・葉山奨之 「お互いを支え合いながら」
[ 2023年3月21日 00:38 ] 芸能
-
道端アンジェリカ 姉ジェシカ容疑者逮捕に「今は弁護士さん警察に任せ、私は彼女を信じて結果を待ちます」
[ 2023年3月21日 00:32 ] 芸能
-
みちょぱ 夫・大倉士門バースデーの弾丸旅行を報告「旅行プレゼント素敵」「真似します」
[ 2023年3月20日 22:56 ] 芸能
-
乃木坂46・齋藤飛鳥、卒コン開催日決定を受けてコメント「ここに至るまでに、いろいろな事がありました」
[ 2023年3月20日 22:43 ] 芸能
-
「もしドラ」作者のゲーム歴史本に“事実誤認”指摘 出版元「確認作業を行っております」
[ 2023年3月20日 22:22 ] 芸能
-
武井壮“百獣の王”ならではの相性が良い相手を見極めるポイントとは
[ 2023年3月20日 22:00 ] 芸能
-
里田まい 楽天・マー君との11回目の結婚記念日報告「#のろけ」満載メッセージに「何て素敵な夫婦」の声
[ 2023年3月20日 21:57 ] 芸能
-
来年還暦の磯野貴理子 年齢を重ねると「できなくなることが増える」も「やっとこうかな」
[ 2023年3月20日 21:46 ] 芸能
-
山田涼介 愛車を売却したことを告白 売れっ子ゆえの悩みに、ファン「それは仕方ないですよね」
[ 2023年3月20日 21:44 ] 芸能
-
紀里谷和明監督 監督ラスト作完成に涙「この作品で全うできた」 「世界の終わりから」完成披露
[ 2023年3月20日 21:40 ] 芸能
-
吉本新喜劇の川畑泰史 20日の公演をもって16年間務めた座長勇退発表「特別公演なども行っていく予定」
[ 2023年3月20日 21:18 ] 芸能
-
神田愛花、アナウンサー目指したきっかけとは? あの伝説的アナの話術に感銘「小6でなりたいと」
[ 2023年3月20日 21:18 ] 芸能
-
道端ジェシカ容疑者逮捕 所属事務所が謝罪 直接本人と連絡が取れず「事実確認のための情報を収集」
[ 2023年3月20日 20:46 ] 芸能
-
マツコ 佐々木朗希に遭遇、声かけるも「もの凄いけげんそうな顔」される なぜ?
[ 2023年3月20日 20:46 ] 芸能
-
山田邦子 あの大御所俳優への失言を告白「10年経ってから、謝りに行った」
[ 2023年3月20日 20:31 ] 芸能
-
Snow Man 5・17に3枚目アルバム発売決定 タイトル「i DO ME」に込められた意味とは
[ 2023年3月20日 20:30 ] 芸能
-
Snow Man 初の4大ドームツアー開催が決定 5・26大阪皮切りに10公演で46万人動員へ
[ 2023年3月20日 20:30 ] 芸能
-
狩野英孝 芸能活動自粛中だった時期に林遣都の言葉で救われた「会ってお礼言いたかった」
[ 2023年3月20日 20:27 ] 芸能
-
サンド伊達みきお 妻が狩野英孝実家の神社訪れて御朱印書いてもらうも…神職らしからぬ服装を暴露
[ 2023年3月20日 20:01 ] 芸能



















