「歌に苦手意識があって…」弱さを武器に変える――SOMOSOMOシャンシャン マイ、悔しさを燃料に誓う〝BiSH超え〟と紅白の夢

[ 2025年10月8日 17:00 ]

【画像・写真3枚目】“戦闘開始”の合図は少しエッチな歌──SOMOSOMOシャンシャン マイ、社会の理不尽に牙を剥く作詞術と解放のシャウト(撮影・アルティメット ミキ)
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 7人組アイドルグループ「SOMOSOMO」のシャンシャンマイが、スポニチ東京本社でのソロインタビューに応じ、胸に刻んだ決意を語った。今夏、日本最大級の音楽フェス「SUMMER SONIC」という大舞台を経験しながらも、「もっとたくさんの人に見てもらいたかった」と悔しさをにじませた。(「推し面」取材班)

【シャンシャン マイ連載②】「明日死んでもいい」の覚悟

 夏の祭典の記憶は、喜びだけではなかった。「ステージに立った時に思ったより人がいなくて、『出るだけじゃ意味がない、見てもらえなきゃ意味がない』と痛感しました」。しかし、マイはそこで下を向かない。無限に広がる野外ステージを見渡し、「今後ここが埋まったらもっと楽しいだろうな」と、未来の景色を想像してパフォーマンスを続けたという。この飽くなき渇望こそが原動力だ。

 SOMOSOMOの武器は「巻き込む力」。リハーサル中から観客に声をかけ、SNSで企画を仕掛ける。どんな瞬間も無駄にしない、その“ガツガツした”姿勢は、マイ自身の信条でもある。「ライブでは『最後の曲でお客さんに手を挙げさせたら勝ち』という気持ちでやっています」。その執念がファンからの「SOMOSOMO、良かったよ」という言葉につながり、確かな手応えに変わり始めている。

 9月11日から始まった初のバンドセットツアーは、新たな挑戦の場となる。「歌に苦手意識があって…」。そう弱さを吐露しながらも、その目は燃えている。「バンドの皆さんにも、そして成長した姿をファンの方にも見せたいんです」。得意のヒップホップダンスを炸裂させ「バンドマンがやるようなかっこいい煽りができたら」と不敵に笑う。苦手な歌も、今は乗り越えるべき壁として闘争心をかき立てている。

 グループが公言する目標は横浜アリーナ。かつてイベントでそのステージに立った時、抱いたのは「わー、すごい」という憧れだけだった。だが今は違う。「私たちなら、もしかしたらいけるかもしれない」。悔しさを燃料に変え、成長を実感したことで、夢は具体的な目標へと姿を変えた。「BiSHさんを越すという気持ちでこのグループに入ったので」。その言葉に迷いはない。その瞳は、BiSHも出演したNHK紅白歌合戦のステージに立つ未来だけを、まっすぐに見据えている。

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