新春恒例「米朝一門会」スタート 故・桂ざこばさんの思い出話で笑わせる

[ 2026年1月2日 18:37 ]

新春恒例の「米朝一門会」で鏡開きを行う(左から)桂米舞、桂吉弥、桂千朝、桂南光、桂米團治、桂團治郎(撮影・佐々木芳郎)
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 新春恒例の「米朝一門会」が2日、故・桂米朝さんゆかりの大阪・サンケイホールブリーゼで開幕した。

 上演前には桂南光(74)、桂米團治(67)、桂吉弥(54)ら出演者が鏡開きを行いそれぞれがあいさつ。吉弥は「昨年は上方落語のお祭り、彦八まつりの実行委員長をやりました。着実に階段を上っております。そろそろ上方落語協会の会長を…」などとうそぶいて笑わせた。

 トリであいさつをした南光は「いつの間にやら、米朝事務所では最年長になってしまいまして。そんなん一番不得手なんです、チョカチョカしてたいんです」といきなりぼやき始めた。「(桂)ざこばさんが一昨年亡くなって。生前、一番古株やったざこばさんが(トリのあいさつを)“南光やん、代わってえや”と言うてました。腹の中ではどう思ってたか知りまへんで。で、今。周りが“南光さん、頑張ってください“って言うんです。腹の中は知りまへんで。“はよ、くたばれ”と思てるかもしれんけど…」と続けると、隣にいた米團治が「大丈夫!…あと2年は大丈夫です」と絶妙のタイミングで合いの手を入れ大爆笑となった。

 中入り前の出番となった南光は、ざこばさんの豪快な寄付の思い出話を枕で披露し、ざこばさんも得意とした豪放磊落(らいらく)な左官が青年の命を救う人情噺「文七元結」を披露。

 米朝さんの長男である米團治は「去年で米朝が亡くなって10年。2階席までいっぱいのお客さま、本当にありがとうございます。上から(桂)枝雀さん、ざこばさんの声が聞こえてくるようで、その声を励みに明るく今年もつとめていきます」と感謝しながら「ざこばさんにはホントにいじめられました。国宝(米朝さん)の長男ですよ。これが歌舞伎なら若旦那、ボンボンと言われるのに、はなし家になったら“アホボン“と呼ばれるんです」とぼやいて笑わせていた。一門会は南光、桂雀三郎らの出演で3日も同劇場で行われる。

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