ニール・セダカさん死去 86歳 「おお!キャロル」など米ポップス歌手の草分け ガンダムへも楽曲提供

[ 2026年2月28日 10:20 ]

ニール・セダカさん(2012年4月撮影、AP)
Photo By AP

 「おお!キャロル」「悲しき慕情」「雨に微笑を」などのヒット曲で知られ、ポップス系シンガー・ソングライターの草分け的存在と言われる米歌手、作曲家のニール・セダカさんが27日、86歳で亡くなった。AP通信などが報じた。

 セダカさんの家族が同日、「私たち家族は、愛する夫であり、父であり、祖父でもあったニール・セダカの突然の死に、深い悲しみに暮れています」と公表。「真のロックンロールのレジェンドであり、何百万人もの人々にインスピレーションを与えてくれましたが、何よりも、少なくとも幸運にも彼を知ることができた私たちにとって、素晴らしい人間でした。彼の死は深く惜しまれるでしょう」と声明に記した。死因などは明らかにされなかったが、米メディアTMZは27日に体調を崩したセダカさんがロサンゼルス市内の病院に搬送されたと報じた。

 セダカさんはニューヨーク出身のユダヤ系移民で父親がタクシー運転手。祖母がプロのピアニストで、才能に気づいた音楽教師に勧められて幼少期からピアノを習った。13歳のときに同じアパートに住んでいた作詞家ハワード・グリーンフィールドと出会い、共同で曲作りを開始。1958年にコニー・フランシスの「間抜けなキューピッド」で注目を集め、同年に歌手デビューして「おお!キャロル」(59年)「カレンダー・ガール」(60年)「悲しき慕情」(62年)などヒット曲を次々と飛ばした。60年の「恋の片道切符」は日本でヒットし、平尾昌晃らが日本語でカバーした。

 一度は低迷したものの。エルトン・ジョンの協力を得て復活。74年の「雨に微笑を」が全米1位となった。また、フィフス・ディメンション、アンディ・ウィリアムス、カーペンターズ、キャプテン&テニールらのヒット曲も作曲した。78年には娘のデラ・セダカが歌手デビューし、80年にはデュエット曲「面影は永遠に」がヒットした。

 日本では85年のテレビアニメ「機動戦士Zガンダム」のオープニングとエンディングへ曲を提供したことでも知られ、後期のオープニングテーマ「水の星へ愛をこめて」は森口博子の歌手デビュー曲となった。

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