【王将戦第5局】対局再開 永瀬九段の封じ手は▲2三香成 飛車&香の二段ロケットに藤井王将どうする?

[ 2026年3月9日 09:01 ]

<第75期王将戦・第5局 第2日>対局場へと入り礼をする藤井王将(右)と永瀬九段(撮影・河野 光希)
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 将棋の藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)の第5局が9日午前9時、前日から行われている栃木県大田原市の「ホテル花月」で再開された。

 雲1つない青空が広がる大田原の地で、熱戦が指し継がれる。午前8時41分に挑戦者の永瀬が入室。藤井は49分に姿を見せ、1日目の指し手を再現した。永瀬が封じた47手目は「▲2三香成」だった。

 タイトル奪取に王手をかけ、あと1勝で悲願の打倒・藤井に迫る永瀬が先手、7番勝負で初のカド番を迎えている藤井が後手で始まった対局。予想されていた角換わりを藤井が拒否し、力戦模様の将棋へ。序盤に藤井が端歩に2手使って9筋の位をとり、じっくりと指す展開かと思われたが、永瀬が香損上等の強気の一手を着手。左辺がやや悪形となり、一時的には不利な進行だが、代償として得た香を2筋に配置して飛車との「二段ロケット」が完成。後手の右王とは逆サイドから一気に攻める荒々しい構想だ。

 立会人の中村修九段(63)によると、「局面は一気に終盤戦。2日目は詰みまで読むような展開になる」と話す。永瀬の攻めに藤井がどう対応するのか、注目の大一番が再開した。

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