元テレ朝・竹内由恵アナが浜松で社長に 深夜2時に起床の超多忙生活明かす 変化した局アナ時代の価値観

[ 2026年3月16日 07:30 ]

インタビューに応じる竹内由恵(撮影・村上 大輔)
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 元テレビ朝日で、フリーアナウンサーの竹内由恵(40)が、静岡県浜松市でコーヒー会社「renag coffee」を営んでいる。好きが高じて焙煎を始め、昨年12月からコーヒー豆のオンライン販売を行っているという。母親業、社長業、アナウンサー業、3足のわらじで働く現在の生活について聞いた。(井利 萌弥)

 竹内は19年3月の結婚を機にテレ朝を退社し、浜松へ移住。「そのタイミングで今後何したいかなと考えるタイミングがあって。これまでの仕事もいいけど、全く違う、自分の唯一の趣味であるコーヒーを極めていって、いずれ仕事にしたいなと」。芽生えた思いは徐々に強くなり、気付けば行動に移っていた。「移住して半年後には、本格的にやりたいという気持ちが固まり、フライパンで焙煎したり、手回し焙煎したりとかで、1年後には70万~100万円ほどの小型焙煎機を買ったりと、準備を始めていました」と、充実感たっぷりに語る。

会社員時代の自身を振り返り「局アナ時代はずっとアナウンサーの仕事に集中していました。アナウンサーという仕事の中での価値観しか持っていなかったので、辞めた後もそれが解けるまでに時間がかかりましたね。アナウンサーの仕事にやりがいがあって、好きだという思いがあったので、本当にそれ以外のものを目指していいのかと葛藤していました」と、固定観念にとらわれていたことを明かす。そのため、フリーアナウンサーになってからコーヒーの勉強を進めていたものの、職業にする決意が生まれなかったという。6年ほど焙煎を趣味にしつつフリーアナウンサーとして過ごす日々が続いていたが、「このまま受動的に仕事をしていてはいけない」という思いがだんだん強くなっていき、膨れ上がったタイミングで行動に移した。

結婚、退社、移住、起業と、めまぐるしく変わっていく生活。東京でアナウンサーとして人気を手にした竹内にとって、その一つ一つは大きな覚悟が必要だったはずだ。しかし、「不安よりも、むしろワクワクの方が勝っていました」と、常にポジティブ。結婚を皮切りに、まるで吹っ切れたかのようにさまざまなことに挑戦していく。小さく宿った「してみたい」というチャレンジ精神に素直に従い、まっすぐ突き進んでいる。

立ち上げた「renag coffee」は、焙煎、梱包、発送の全てを竹内一人による手作業でスタート。「自分がやらなくてもいいところは、いろいろな力を借りてシステム化しないといけないなと、始めてみて実感しています。また、どこまでの需要があるのか予測できておらず、在庫が足りないという問題にも直面しています。在庫をそろえてからは、リピーターにつなげる施策を行う必要があったりと、課題が見えてきていますね」と、慣れないビジネスに奮闘中だ。さらに、私生活では元気盛りの5歳の長男と2歳の長女の育児真っ只中な上、アナウンサーの仕事も継続しているため、東京への移動時間を利用して作業したりと大忙し。「子供と夜9~10時ごろに寝ているのですが、アラームをセットしなくても夜中の2~3時には起きて、毎日いろいろ準備しています。ホームページの作成やドリップバッグの袋詰めなど、子供が寝ている間にできることをやるんです」と、休む間もなく働いている。「楽しいですけど、昼過ぎには立っていても寝そうな状態になるので、やはり大変なんだろうなと思います(笑い)」と話す顔はどこか幸せそうだ。

カフェの展開など、竹内の夢は広がる一方。今後の目標を尋ねると「街や日常の中で『renag coffee』という名前を目にする人が増えたらうれしいです」と目を輝かせた。

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