【王将戦】菅井竜也八段 千日手指し直しを制し、4期連続リーグ入りへ好発進 2次予選初戦

[ 2026年6月4日 19:52 ]

第76期王将戦2次予選で高田明浩五段(右)に勝利した菅井竜也八段
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 藤井聡太王将(23)への挑戦権を争う第76期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社特別協力)は4日、大阪府高槻市の関西将棋会館で2次予選が指され、後手・菅井竜也八段(34)が高田明浩五段(23)に136手で勝利した。2次予選から登場の菅井は4期連続の挑戦者決定リーグ入りへ好発進した。

 振り駒の結果、菅井が先手になった将棋は56手で千日手成立。先後を入れ替えて指し直し、指し直し局も振り飛車党・菅井の三間飛車へ進んだ。

 角交換後、自陣へ角を打ち込まれる傷を消す34手目△4二金を「やや妥協で、うまく攻められた気がする。付いていけるかどうか」と苦戦を自覚したようだ。大駒を取り合う華々しい展開の後、80手目△6二馬と自陣へ引き付けて指しやすさを感じたという。対して高田は「準備してきた割に時間を使いすぎた」。持ち時間3時間から秒読みに突入した45手目、菅井はまだ51分残していたペース配分を反省した。

 菅井は意識していなかったそうだが、千日手指し直し局の連敗も5で止め、次戦は千田翔太八段戦。第73期挑戦者は「精一杯頑張りたい」と穏やかに語った。

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