【豊臣兄弟 大河絵(豊臣兄弟絵)】第21話 太賀に夢の初大河で殴られ…お見事!英雄とは真逆のクズ城主

[ 2026年6月7日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」大河絵・第21話 太賀に夢の初大河で殴られ…お見事!英雄とは真逆のクズ城主
Photo By スポニチ

 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は7日に第22話「播磨大誤算」が放送される。先週は予告なしの親子サプライズ共演に沸き、年代によっては一文字違いにニヤリとしてしまうサブタイトル「風雲!竹田城」。竹田城主・太田垣輝延(おおたがき・てるのぶ)役を演じた仲野の父・中野英雄(61)が約40年の芸歴で「夢」と語っていた大河ドラマに「太賀」とともに初出演した“歴史的な2ショット”を石井さんが描いた。

 前回の第21話。秀吉(池松壮亮)と小一郎(仲野太賀)は、荒木村重(トータス松本)に代わって織田と毛利の間で揺れる播磨の攻略に当たる。難しい任務と思われたが、村重の仲介で出会った姫路城代・小寺官兵衛(倉悠貴)は、見事な手腕で播磨の国衆を織田方につけてみせる。半兵衛(菅田将暉)の案で、秀吉はさらに西方へ兵を進めることを決め、西播磨へ。一方、小一郎は但馬の竹田城攻めを任され、初めて総大将として戦に臨む…という展開だった。

 「わしはこの戦、一滴の血も流さずに終わらせたいのじゃ」

 “空に浮かぶ山城”の特性を考え、水の補給路を断ち、降伏を勧める策を打つ小一郎。その狙い通り、城内では水不足の不安に兵たちが動揺し始める。そこで登場したのが太賀の父・中野英雄が演じる竹田城主・太田垣輝延。残り3日分しか水がないと知った輝延は「ならば、半分はわしの元に持ってまいれ!家臣が主君を守るのは当然であろう。いざとなれば、うぬらも朝もやに紛れて水を汲みに行け!」と命じた。

 見事すぎる器の小さいダメ上司っぷり。そして、その顔はまさかのサプライズ中野英雄。「暴君」「クズ城主」…さすがの悪役オーラに登場直後からネット上でも大きな反響を呼んだ。

 敵も味方も傷つけたくないと無血開城を願う小一郎と、どこまでも最後まで自分ファーストなクズ城主・輝延との見事な対比。小一郎の策通り、高虎が水場を特定し兵たちのおびき出しに成功。そこで小一郎たちは兵たちに水を与える。その姿を見た輝延は敵の施しを受ける家来たちに激怒。さらに、水は自分のものだと言い奪い取る。最後までブレずに器の小さな君主ぶりを見せた。

 「おまえら、敵の施しを受けるとは恥を知れ!飲むなと言うておろうが!なにをしておる。早くこいつらを斬らんか!刺し違えてでもわしを助けよ!斬れ、斬れ、斬らんか!それがおまえらの役目であろう!」

 その姿を見た小一郎は怒りに震え叫んだ。

 「家臣の命を何じゃと思うとるんじゃ!!!」

 そして“父”輝延を殴り飛ばした。

 鼻から血を流した輝延は頬に手を当て呆然。そして血が付いた右拳を見た小一郎も我に返り呆然。「あっ…一滴たりとも血は流さぬつもりではあった…が、無理じゃった」。無血開城のはずが“ほぼ無血開城”で小一郎は見事に任務を遂行した。

 オチとともに、息子・太賀から殴られ情けない表情を見せる父・英雄の構図に思わず笑みがこぼれたシーンだったが、衝撃のラストがやってくる。磔の人々、屍の山を前に呆然と立ち尽くす秀吉の後ろ姿。ほぼ無血開城だった弟とは対照的な残酷すぎる播磨進攻。秀吉にいったい何が…。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり5年目。

続きを表示

「仲野太賀」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年6月7日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->