藤井聡太名人「いろいろな発見がある」“近代将棋の父”資料に刺激 名人戦第6局の代替イベント

[ 2026年6月8日 17:29 ]

関根名人記念館を訪れ、対局写真の大パネルに見入る藤井聡太名人(左)(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の藤井聡太名人(23)=王将含む6冠=が8日、関根金次郎・十三世名人の出身地、千葉県野田市を訪問した。

 9、10日に現地で行われる予定だった第84期名人戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第6局の代替イベントとして企画されたもので、午後3時過ぎには同市内の関根名人記念館を見学。日本将棋連盟の前身・日本将棋大成会を興し、それまで世襲制だった名人位を実力制に変更した「近代将棋の父」の功績をたたえる写真パネルや使用した盤駒、自筆の手紙や免状を約30分間、興味深く見つめた。

 「私自身、これまであまりこうした資料に触れる機会はそれほど多くなかったんですけれども、こちらは本当に資料の展示も非常に充実していて、まだまだいろいろな発見がある場所なのかなと感じます」

 その後は同会館から徒歩3分ほどにある関根十三世名人の墓を訪問して線香を供え、「奨励会に入る頃、関根十三世名人が実力制名人制への移行を決断されたということは知っていて、子供心に、それが江戸時代からの家元制から実力制への大きな転換だったのだなと感じていました」と神妙な表情。「江戸時代の芸としての将棋から、競技としての将棋へと転換をされた方という印象です」と、偉大な先人に思いをはせていた。

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