「豊臣兄弟」森乱・市川團子が大河デビュー“初共演”信長・小栗旬の「包容力」に感謝「目に圧倒的な引力」

[ 2026年6月28日 20:45 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第25話。織田信長の近習・森乱役で映像作品デビューを果たした市川團子(中央)(C)NHK
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は28日、第25回「変事の予兆」が放送され、新章・第7章「運命の本能寺編」の幕が上がった。織田信長の近習・森乱役を演じる歌舞伎俳優・市川團子(22)が初登場。大河&映像作品初出演を果たした。信長役の俳優・小栗旬(43)は、團子が昨年11月に入所した所属事務所の社長。“初共演”した小栗への感謝など、撮影の舞台裏を明かした。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 團子は俳優・香川照之(市川中車)の長男。2012年6月に「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」のワカタケル役で五代目市川團子を名乗り、初舞台。大河はもちろん、歌舞伎以外の映像作品への出演は今回が初となった。

 24年度の浅草芸能大賞新人賞に輝くなど、未来の歌舞伎界を担う若手ホープ。主演作「スーパー歌舞伎 もののけ姫」(7月3日初日、東京・新橋演舞場)も間近に控える。

 今回挑む森乱(森成利)は、軍記物などで用いられる通称「蘭丸」でおなじみ。今作の役名は、当時の文書にある「乱(乱法師)」を用いる。森可成(水橋研二)の三男。幼い頃から織田信長(小栗旬)に小姓として仕え、やがて近習に。戦国最大のミステリー「本能寺の変」(1582年・天正10年)に際し、18歳の若さで討死したとされる。

 ――初登場回で長老格の重臣・林秀貞(諏訪太朗)佐久間信盛(菅原大吉)安藤守就(田中哲司)との相撲シーン。

 「相撲の前に、信長が森乱に“お主が相手をせえ”と伝え、それに対し森乱は“はっ”と言います。森乱は“お主が相手をせえ”の一言で、相撲の目的が裏切りの疑いがある家臣を罰するためのものという信長の考えを瞬時に見抜き“すべて分かっております、ご安心ください”という気持ちを込めつつ、しかし周りには悟られないように、ただ“はっ”と答えます。短いですが、多くの意味を含む一言となりました」

 「その後も、相撲の目的を悟られないよう“手を抜いてもようございますか?”と冗談を言いながら、いかにもただ余興を楽しんでいるように振る舞っています。森乱は最初から最期まで“信長に対して、普通の一歩上を行く気遣いをする”ということを大切に勤めましたが、上記のシーンは一瞬の中でも、そのような性根がよく表れているシーンだなと感じています」

 ――デビュー作にして、いきなり小栗と映像作品初共演。

 「旬さん演じる信長と向き合った時に、その目の奥に宿る圧倒的な引力でグッと芝居を導いていただいた感覚を鮮明に覚えています。他にも悩んでいるシーンの相談をしたら“好きにやっていいよ。どのパターンでも受け止めるから大丈夫”と言葉を掛けていただき、とっても大きな包容力に助けていただいたなと思っています」

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