倉田保昭 香港、台湾で経験した“裏社会エピソード”明かす 関根勤と主演映画の公開記念あいさつ

[ 2026年7月20日 13:49 ]

<映画「夢物語 The Living Dragon」ブルース・リーの命日(7月20日)公開記念トークイベント>往年の香港映画などの思い出話を語った(左から)関根勤、倉田保昭
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 アクション俳優の倉田保昭(80)が20日、都内で主演映画「夢物語 The Living Dragon」(監督坂本浩一、下村勇二、谷垣健治)の公開記念あいさつを行った。

 この日は香港の世界的スター・ブルース・リーの命日。アクション映画に造詣の深いタレントの関根勤(72)がゲストとして登場した。2人は関根のYouTubeチャンネルでもたびたび共演し、倉田の出演作の裏話の回は好評を博している。

 倉田は「関根さんが全部知っていて、話術が凄い」と関根の深い知識に敬意を払っている。関根も「そういう意味では倉田さんに関しては情報を引き出すのは、関口宏さんよりうまいと思います。日本一うまいです」と自画自賛した。

 イベントでも関根から「ストレッチとかは結構するんですか?」と質問が飛んだ。「僕は現場に行くとまずストレッチしかやらない。ストレッチで納得しないと動かない」と倉田なりのポリシーを明らかにした。ジャッキー・チェン(72)にも言及。「ジャッキーが現場でストレッチをしているのは見たことがない。多分うちでやってくるんだと思う」と世界的スターのルーティンについて明かした。

 往年の香港や台湾で体験した過激なエピソードにも話題は及んだ。関根によると、当時は映画スタッフに反社会的勢力が多くいたという。「音声さんと照明さんが違う組の者で、けんかになると倉田さんの目の前で致命傷にならないお尻を刺したりするらしいんです」と衝撃のエピソードも飛び出した。

 倉田は「カメラマンとかスタッフが黒社会。これは怖くてやっていられないと思った。現場は血だらけですよ。そこを乗り越えてきた」と当時を振り返った。

 台湾でのギャラ未払いについても告白。「ギャラが一切払われないのに、所得税の請求だけが来た」と明かすと、会場からは驚きの声が上がった。倉田のギャラは裏社会に全て吸われていたといい、共演者のジミー・ウォングさんに相談すると船で逃げることを提案されたという。車のトランクに隠れ、港まで行ったものの発見され計画は失敗。関根が「ただ働きさせられて、所得税だけ払って帰ってきた」と興奮気味に語り、「今は本当にクリアですから」とフォローも忘れなかった。

 映画は倉田の現在と人生をテーマにした一作。ストーリーは3編からなり、日本アクションを代表する3人がメガホンを執った。3話目の「不思議の国のドラゴン」では香港ロケが行われ、サモ・ハン・キンポー(74)との再共演も果たした。

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