サッカーW杯日本代表―スウェーデン NHK ONEでの同時・見逃し配信過去最高記録 紅白歌合戦超え

[ 2026年7月29日 15:02 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKが29日、東京・渋谷の同局で定例会長・メディア総局長会見を行い、20日に閉幕した「FIFAワールドカップ2026」での日本代表第3戦、スウェーデン戦の同時・見逃し配信が過去最高を記録したことを明かした。

 原聖樹メディア副総局長は「日本代表の第3戦、スウェーデン戦の同時・見逃し配信はおよそ782万回再生されました。昨年10月にNHK ONEのサービスが始まって以降、全番組を通じまして紅白歌合戦(749万回)をも超えて、過去最高となりました」と報告した。

 「また試合を凝縮した2分ハイライトやショート動画も、かなり力を入れて展開したものですが、放送と配信の双方を通じ、日本代表の活躍や世界最高峰の戦いの全てを視聴者・利用者の皆様にお届けすることができたのではないか」と自信を示した。

 日本代表の決勝トーナメント1回戦では、BSで生中継。地上波ではフジテレビが生中継。原副総局長は「普段見ていただくよりもかなり多くの、地上波と肉薄する程度の視聴者にご覧いただけたと考えておりまして、W杯の魅力をあの皆さんにお楽しみいただけたのではないかというふうに考えております」とした。

 井上樹彦会長は「W杯は、オリンピックと並ぶ、世界に有数のビッグスポーツイベントということで、今回NHKは特に、地上波、それから配信、BS、BS 4Kを駆使して、ライブでの試合の中継はもちろん、2分間のダイジェストですとか、あるいは非常に評価の高かった本田さんの解説だけを集めた動画ですとか、解説のダイジェストとか、本当にさまざま工夫して、いろいろな形でサッカーの醍醐味(だいごみ)、魅力を伝えていこうという我々の取り組みが視聴率とか配信の回数というだけじゃなくて、BSへの契約の申し込みとかそういったことにまで繋がって、評価を受けたことについては大変ありがたくあのうれしく思っています」とコメントした。

 「特にBS 4Kは民放各局が4Kをやめるという状況の中で、今回、私の方にもいろいろ声が届いたんですけども、テレビのリモコンでこんなに4Kのボタンを押したことはなかったと、しかもやっぱり同じ試合でも4Kで見るサッカーの試合が特に高精細で、非常にありがたかったと。これ私も感じたんですけど、初戦の日本対オランダ戦の時にオランダのユニフォームがオレンジ色でちょっと膨張色、膨張色の影響なのか、輪郭がちょっとにじんで見えたんですね、地上波で。でそれ4Kで見ると、それがくっきりと輪郭はっきりして、オランダのユニフォームもやっぱり4Kは違うなというのを私も感じました。多分そういったこともあって、BSの視聴が増えていったのではないかと思います。非常に今回、そういった意味で、意義があったかなという感想です」とした。

 4年後の中継については「私はいつも生きる力になるスポーツの感動は、他のエンターテインメントもそうですけど、なんとかこうした大きなスポーツの大会は放送したいんですけれども、一方で受信料をお預かりしているNHKにとって、無制限にそういった契約料を支払うわけにいかない。そういった中で、W杯に限りませんけども、どういった形でこれからそういった視聴者の期待とか、満足度にお応えできる放送配信ができるかを前提に検討していきたいというふうに思います」と話した。

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