瑠皇りあ、宝塚退団後初の舞台『TARKIE』で新境地!10年の男役から「リードされる女性役」への転身

[ 2026年8月17日 12:00 ]

舞台『TARKIE』に出演する宝塚元月組男役スターの瑠皇りあ
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 7月に宝塚歌劇団を卒業した元月組男役スターの瑠皇りあが、22日から東京と大阪で上演される舞台『TARKIE』に出演する。元宝塚宙組トップスターの凰稀かなめが主演を務め、昭和のトップスターで「男装の麗人」と呼ばれた水の江瀧子さんの半生を描く物語。今回が3度目の上演となる人気作で、瑠皇は自身初の女性役に挑む。退団から間もなく新たなステージへと歩み始めた中、意気込みや今後の活動への指針を聞いた。

 ――このタイミングで出演を決められた経緯や、現在の心境を教えてください。

 瑠皇「退団を決めてからこのお話をいただいたのですが、今回出演する『TARKIE』という物語自体が、宝塚歌劇団と松竹歌劇団を題材にした作品なんです。卒業して最初のお仕事は何をしようかと考えていた時に、OGとしての今後の活動との懸け橋になるのではないかと思い、この作品に出させていただくことを決めました。(出演者には)宝塚の出身の方もたくさんいらっしゃいますし、男性キャストの方とお芝居をするのは初めてなので、その芝居のキャッチボールがすごく新鮮です。今までは女性としかお芝居をしたことがなかったので。新しい気持ちで取り組んでいますし、お稽古場の雰囲気も宝塚の余韻を残しつつ、新しい風が入ってきている感じで、とても楽しくお稽古させていただいています」

 ――ご自身初の女性役になります。

 瑠皇「今まで培ってきた男役としての自分をガラッと変えなければいけないので、これから変化していかないといけないと思っています。お芝居の中でも、普段の自分に男役が染みついているのを感じることがあります。宝塚では10年間男役をやっていたので、その違和感みたいなものがすっと消えるようになるには、まだ時間がかかるかなと思いながら、今も模索中です」

 ――男役からの切り替えは大変だとよく聞きます。

 瑠皇「そうですね。普段から男性っぽい仕草や姿勢を研究して過ごしていたので、ふとした時に男役の仕草が出てしまうのが難しいところです。今回の舞台にはレビューもあるのですが、そこで男性と組んで踊らせていただく場面があります。いつもは相手をリードする側だったのに、リードされる側になるのが、なんだかこっぱずかしくて。自分がそれをやっていることに違和感がありすぎて『うまくできるかな』と思いながら取り組んでいます。

 ――卒業からすぐに次のお仕事へと、かなり目まぐるしいスケジュールですね。

 瑠皇「卒業してすぐにお稽古に参加させていただいたのですが、それでも皆さんは7月頭から始められていたので、少し出遅れてしまって。振り付けや歌稽古にも参加できていない部分があったので、皆さんの足を引っ張らないように頑張っています」

 ――今回、宝塚の先輩方が多くいらっしゃいます。

 瑠皇「すごく心強いです。今回ご一緒する方の中には、私がまだ宝塚に入る前、受験生の時に舞台で拝見していた方もいらっしゃって。直接的な関わりがなくても、宝塚はどの組でも同じシステムなので、気さくに話しかけてくださいますし、作品の進め方や振り付けの受け方など、通じるものがあってありがたいです。特に座長の凰稀さんは、周りのことをすごく気にかけてくださって、お芝居のアドバイスもいただいています」

 ――休む間もなく次へと進まれていますが、すぐに挑戦したいという気持ちが強かったのでしょうか。

 瑠皇「はい。早く新たなチャレンジというか、新しいステップに挑戦し続けていきたいと思っていたので。休暇を取るというよりは、何かしていたいなという気持ちでした」

 ――10月5日にはコットンクラブ(東京・丸の内)で初のソロライブも決まっていますね。

 瑠皇「宝塚時代から歌うことが好きだったので、ライブという形でまた新たなスタイルに挑戦できるのがすごく楽しみです。宝塚の曲も歌いますし私の好きなアーティストさんの曲もリストアップして、これから構成を考えていくところで、ファンの方が聞きたい歌を歌いたいです」

 ――今後の芸能活動については、どのような展望をお持ちですか。

 瑠皇「今は何事も挑戦してみたいという気持ちです。宝塚では10年間、色々な役をさせていただいて、すごくやりきったなという感覚があるので、今後は映像のお仕事や、モデルのようなことにも挑戦してみたいです」
 ――最後に今回の舞台を楽しみにされているファンの皆様へメッセージをお願いします。

 瑠皇「この『TARKIE』という舞台は、宝塚が好きな方ならきっと楽しんでいただける作品だと思います。昭和のスターたちの生き様をミュージカル仕立てで描いていて、ナンバーもたくさんあります。さらに、20分のレビューショーもあって、そこでは私が演じる現代パートの女性として、男性にリードされて踊る姿も見ていただけます。色々な面で新鮮に感じていただけると思うので、ぜひ観に来てください」

 『TARKIE』は22~30日に東京・有楽町よみうりホールで、9月3~6日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAで。

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