「豊臣兄弟」松本怜生 初大河で“大役”石田三成 試行錯誤の役作り「愛嬌も」仲野&池松“金言”に感謝

[ 2026年10月11日 20:45 ]

「豊臣兄弟!」石田三成役・松本怜生インタビュー(上)

「豊臣兄弟!」で大河ドラマ初出演、石田三成役を好演している松本怜生(C)NHK
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 俳優の松本怜生(26)がNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)で戦国武将・石田三成役を好演中。大河初出演となった松本に、撮影の舞台裏を聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 俳優の仲野太賀が主演を務め、NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 松本は2022年に俳優デビュー。その後、さまざまな作品で存在感を示し、24年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」で朝ドラ初出演も果たした若手注目株だ。

 全体オーディションに参加し、名だたる俳優が演じてきた“大役”に抜擢。冷静な智将、忠義の侍などのイメージを「崩したくないと同時に、それ一辺倒にもなりたくない。そのジレンマと闘いながら、今も『豊臣兄弟!』における自分なりの三成像を模索し続けています」と役作りの試行錯誤を明かした。

 第37回「秀長の国」(9月27日)の冒頭、大坂城。第18回(長浜城・殿呼び)のリフレインで、羽柴秀吉(池松壮亮)は羽柴秀長(仲野太賀)が「関白殿下」と呼ばねば振り向かず、その後、兄弟は「殿下一統」「♪でんっ・でんっ・でんでんかっ」と大はしゃぎ。2人を呼びに来た三成は真顔・無言ながら、左拳を振って“陽キャ兄弟”のノリを汲み取った。「あの場に水を差さない、空気も読める『豊臣兄弟!』の三成らしい愛嬌やかわいげが表現できたと思います」と手応えを示した。

 三成は25歳の若さで「五奉行」の一人となり、豊臣政権の中核を担う。

 ドラマ終盤に向け「髭も生やして威厳が出てくるのですが、殿(秀吉)を前にした時は初心を忘れないような所作をしたいと思って、サッと控えるようにしていました。すると、池松さんは“怜生もそろそろ堂々と振る舞っていい立場になったと思うよ”と。太賀さんに“一辺倒にしたくない”というお話をさせていただいた時も“怜生の三成像は出来上がっているから、そこからもう一つ輪郭を広げたり、崩したりしてみてもいいかもしれないね”と。ガチガチなアドバイスというより、いつも“考えて、決めるのは怜生自身”という言い方をしてくださるので、本当にありがたい限りです。今回のお題の答えも簡単には見つからないですが、お二人が期待してくださっているところまで到達できるようにしたいと思います」と“金言”に感謝し、さらなる奮起を誓った。

 <いつ大河デビュー?>三成の初登場は第18回(5月10日)。天下分け目の「関ヶ原の戦い」(慶長5年・1600年)で西軍を率いたイメージが強いためか、放送開始当初は友人や知人から「“凄いね。で、いつ出てくるの?”と頻繁に聞かれました。三成が序盤から登場するとか、出番が多いとか、そういったことを言ったわけではないのですが」と苦笑で反響の大きさを振り返った。

 =インタビュー(下)に続く=

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