横浜流星、無精ひげは本人の意思 新ドラマ「LOST10」の話題ビジュアル 制作陣が語る役作り背景

[ 2026年10月15日 18:00 ]

金曜ドラマ「LOST10」刑事・小駒(横浜流星)(C)TBSスパークル/TBS
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 俳優・横浜流星(30)が主演するTBS系新金曜ドラマ「LOST10(ロストテン)」(金曜後10・00)が、16日にスタートする。初回放送を前に、脚本家の奥寺佐渡子氏と塚原あゆ子監督が取材に応じ、横浜が演じる刑事・小駒の人物像や、細部までこだわったキャラクター作りについて語った。(中村 綾佳)

 同作は、北海道の登山ツアー中に起きた遭難事故「支樺岳事件」をきっかけに、10人のキャラクターを軸とした謎が次々と展開する完全オリジナルのヒューマンサスペンス・エンタテインメント。「最愛」や「Nのために」など数々のヒット作を世に送り出した奥寺氏、塚原監督、新井順子プロデューサーが再集結した話題作だ。

 主演の横浜は近年、数々の話題作に出演。2024年公開の映画「正体」では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、昨年はNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主演を務めた。本作は「べらぼう」以来の民放連続ドラマで、ゴールデン・プライム帯(GP帯)の連続ドラマでは初の単独主演となる。

 横浜が塚原監督、新井プロデューサーとタッグを組むのは、21年放送の同局ドラマ「着飾る恋には理由があって」以来、約5年ぶり。同作で演じた爽やかな青年役から一転、本作ではパーマヘアに無精ひげ…というワイルドな刑事・小駒に挑戦する。

 ビジュアルが公開されると、SNSでは「別人みたい」「ダンディでかっこいい」など多くの反響があった。

 塚原監督は、今回の横浜のビジュアルについて「いつもの横浜さんの“つるん”としたイメージから、かなりワイルドな感じにご本人が振っていきました」と、本人の意思が取り入れられていると説明。衣装や立ち居振る舞いも含め、横浜自身が積極的に役のイメージを作り上げていった。

 特に印象的な無精ひげも、キャラクターの生活感を表現するためのこだわりの一つだ。

 小駒が暮らす架空の町・支樺町は、北海道の奥深くに位置する設定。塚原監督は、横浜がこの地に住む刑事という背景を踏まえた上で「(横浜の考えとして)俺だったら、ひげは毎日つるつるになるほどそらない…と聞いています」と役作りについて明かした。

 こだわりは外見だけにとどまらない。奥寺氏が「部屋も汚いですよね」と、映像に映る小駒の部屋について触れると、塚原監督は「部屋に物がぎゅうぎゅうに詰まっている様子も、スタッフと横浜さんが相談しながら作り込んでいました」と裏側を明かす。

 「ベッドの周りにテレビがある人なのか、そうではないのか」「一人暮らしでもきちんと机を置いて食事をとるのか、それとも机を置かずにキッチンで食べる人なのか」。そんな日常の細かな選択まで検討し、小駒の暮らしぶりを形にしていったという。

 ひげや髪形、服装から部屋の中まで、横浜自身のアイデアも取り入れながら作り上げられた刑事・小駒。物語の面白さはもちろん、横浜が随所に宿したこだわりが、物語の中でどのような存在感を放つのかにも注目して作品を楽しみたい。

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