作家の村上龍さん死去 「限りなく透明に近いブルー」など 東野圭吾さんら日本を代表する作家の訃報相次ぐ

[ 2026年10月23日 13:32 ]

村上龍氏
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 幻冬舎は23日、作家の村上龍(むらかみ・りゅう、本名・村上龍之助=むらかみ・りゅうのすけ)さんが10月17日に死去したと発表した。74歳だった。葬儀は家族葬で執り行われたという。2026年は日本を代表する作家の訃報が相次いでいる。

 公式サイトで「作家の村上龍氏が2026年10月17日に自宅で逝去されました 享年74歳 ここに謹んで哀悼の意を表しご報告申し上げます」と発表。「常に若い世代に向けて衝撃的な作品を発表し続けた村上龍氏の早すぎる逝去の報せを受け 深い悲しみに堪えません 時代のトップランナーとして疾走した同氏の安らかな眠りをお祈り申し上げます」と悼んだ。

 1952年長崎県生まれ。76年、大学在学中に執筆したデビュー作「限りなく透明に近いブルー」で第19回群像新人文学賞および第75回芥川賞を受賞。「コインロッカー・ベイビーズ」「トパーズ」、「13歳のハローワーク」、「半島を出よ」など代表作多数。テレビ東京の経済トーク番組「カンブリア宮殿」のメインインタビュアーを約20年間にわたって務めた。

 有名作家の訃報が相次いでいる。「くまの子ウーフ」などで知られる児童文学作家の神沢利子(かんざわ・としこ)さんは今月11日に老衰のため死去した。102歳。ポプラ社が今月15日に発表した。神沢さんは「くまの子ウーフ」「ふらいぱんじいさん」「ちびっこカムのぼうけん」など、子供から大人まで世代をこえて読み継がれる名作を多く生み出した。

 戦争の悲惨さを伝え、ベストセラーとなった「ガラスのうさぎ」で知られる児童文学作家の高木敏子(たかぎ・としこ)さんは8月8日、老衰のため死去した。94歳。同書は英語、中国語などに翻訳され、海外でも反響を呼んだ。累計発行部数は240万部を超え、2005年にはアニメ映画化されて話題になった。

 「ガリレオ」シリーズの「容疑者Xの献身」や「白夜行」など、小説にとどまらず映像作品も大ヒットした直木賞作家の東野圭吾(ひがしの・けいご)さんは7月23日未明、大腸がんのため死去した。68歳。100作を超える著作で発行部数は累計1億部超え。不世出のミステリー作家の訃報に日本中が悲しみに包まれた。

 小説「赤頭巾ちゃん気をつけて」で知られる芥川賞作家の庄司薫(しょうじ・かおる、本名・福田章二=ふくだ・しょうじ)さんは4月5日に老衰のため死去した。88歳だった。2016年に死去した、妻でピアニストの中村紘子さんの公式サイトが27日、発表した。

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