口コミで広がる「実家の薫り」 津市の田園地帯に佇む、古民家カフェあのんちゅ
2025年7月5日 05時10分 (7月5日 14時32分更新)
風情ある古民家の中からおいしい香りが漂っている。田園地帯に佇(たたず)む「古民家カフェあのんちゅ」(津市安濃町安部)は、自家製の無農薬野菜を使った週替わり定食など、こだわりの料理を作る。3月に開店したばかりだが、津市内外から口コミで「おいしい」と耳にした人たちが店ののれんをくぐり舌鼓を打っている。
店を経営するのは、代表の岡田育子さん(75)と夫の登さん(73)、息子の智行さんと知佐子さん夫妻の計4人だ。
数十世帯が暮らす落ち着いた田園地帯の集落。長谷山(標高319メートル)と経ケ峰(同819メートル)が見られる自然豊かな環境などを気に入り「終(つい)の棲家(すみか)」にする予定だった持ち家を改装して、店を構えた。登さんは現役時代は会社員で県内の新聞社で働いていた。
店名は、沖縄の方言で「漁業に携わる人」を意味する「海人(うみんちゅ)」から着想を得た。「(店が立地する)安濃町に携わる人」という意味を込めて“あのんちゅ”と名付けた。登さんは「言葉の優しい響きも良いと思った」と説明する。
店は...
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