王さん、栗山さんから言われた言葉に…侍・井端弘和監督が得た気づき「みなさん、同じだったんだ」山本浩二さんや、長嶋茂雄さんからも同様の助言
2025年11月15日 23時44分
来年3月のWBCの前哨戦でもある日韓戦の第1戦は11得点を奪って大勝。追加招集の西川が4回に同点打を放てば、5回は代打・岸田が決勝3ラン。井端弘和監督のタクトがさえ、白星をもぎ取った。
何よりの収穫はピッチクロックなどWBCで採用されるルール対策だ。「前回の練習試合(10日の広島戦)のときよりピッチクロック、ピッチコムはピッチャーもキャッチャーも余裕が出てきたかなというところは、非常に良かった」と井端監督。日本で採用されていないルールへの順応は、宮崎合宿を通じた一番の課題だった。
最初は苦労した。広島戦でも、多くの課題がたくさん出た。そうした経験が徐々に生かされている。「バッターは今日は余裕を持ってタイムも使えた」。もちろん次への反省点はあるが、WBCの本番で後悔しないために、この秋に集中して練習させたことが、いい形で作用している。
プレーボールの8時間半前、指揮官は東京ドームのグラウンドにいた。野球界の発展、野球振興を目的に設立された一般社団法人「球心会」のイベントが行われ、同会の代表である王ソフトバンク球団会長、副代表を務める栗山日本ハムCBOと一緒に参加していた。そこで、WBCの世界一監督である2人から激励され、「最後は自分だから。自分で決断して、後悔のないように」と言われた。胸に染みた。
「王さん、栗山さんも同じようなことをされていたので、自信を持ってやろうと思いました」。以前、13年の第3回大会の代表監督だった山本浩二さんや、長嶋茂雄さんからも同様のことを言われていた。「みなさん、監督をやられている方というのは、同じだったんだなと思います」。これから大事にしなければいけないことを、改めて胸に刻んだ。
思えば、この日に活躍した西川も昨年3月、大学生ながら強化試合に招集していた。そうした決断が、ここにつながっている。これからもしっかり決断する。そして、後悔のないように、WBC連覇に向けて突き進んでいく。
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