肝臓に「安全装置」細胞を確認、作る技術も開発 発がん予防に期待、三重大学などの研究グループ
2026年7月9日 12時00分 (7月9日 12時07分更新)
高い再生能力とは裏腹にがん化リスクもある肝臓の細胞について、三重大などの研究グループはマウスの実験で、再生の進行を調節する「安全装置」の役割を持つ細胞の存在を確認し、人為的にその細胞を生み出す技術を開発した。人間の肝臓も同様の構造とみられ、発がん予防を目的とした新たな治療法の確立が期待される。
肝臓の再生は、ダメージを受けた細胞が発出する信号「シグナル」に別の細胞が反応し、分裂して傷を修復しようとする仕組み。肝臓内には、9割以上を占める肝細胞と胆管上皮細胞があり、強いシグナルによって肝細胞は胆管上皮細胞に変化するが、変化途中の細胞の役割や変化に必要なシグナルの強弱の具合は明らかにされていなか...
肝臓の再生は、ダメージを受けた細胞が発出する信号「シグナル」に別の細胞が反応し、分裂して傷を修復しようとする仕組み。肝臓内には、9割以上を占める肝細胞と胆管上皮細胞があり、強いシグナルによって肝細胞は胆管上皮細胞に変化するが、変化途中の細胞の役割や変化に必要なシグナルの強弱の具合は明らかにされていなか...
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