本文へ移動

<音が伝える戦争~明子さんのピアノ ドイツへ~③> ハンブルク大空襲の記憶 継承へ模索

2026年8月25日 06時00分 (8月25日 06時00分更新)
 「記念碑のような音楽だったわ。ピアノの音は(河本明子さんの)形見にも思えた」。広島への原爆投下の歴史を伝えるためにデジタル音で保存された「明子さんのピアノ」の音源を使った藤倉大のピアノ協奏曲第4番「Akiko’s Piano」が披露されたドイツ・ハンブルクでのコンサート。終演後、弟夫婦と3人で市内から来場した84歳のエルケ・ベックマンが高揚した声で話した。

ドイツ・ハンブルク市街地で保存され、第2次世界大戦の空襲の歴史を伝える聖ニコライ慰霊碑


 ハンブルクは第2次世界大戦中の1943年7月末に始まった英米軍の「ゴモラ作戦」で大空襲を受け、少なくとも3万4千人の死者を出した。住宅密集地を狙った焼夷弾で「火災旋風」(ファイアストーム)が起き、それ以前とは桁違いの民間人が死亡。死者2万5千人とされるドレスデン空襲(45年2月)より多く、...

この記事・コンテンツの続きは会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。

中日プラスに登録すると
中日新聞電子版が利用できる
会員向け記事が読み放題
各種メールマガジンで最新情報をお届け

※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。

よくある質問はこちら

関連キーワード

おすすめ情報

文化・エンタメの新着

記事一覧