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女性初の棋士誕生へ、将棋の西山朋佳白玲が編入の権利行使表明 「もっと上を目指す戦いをしたい」

2026年10月26日 10時41分 (10月26日 21時35分更新)
 将棋界で女性として初めて棋士(四段)となる資格を得ていた女流棋士の西山朋佳女流四冠(31)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で記者会見し、棋士編入の権利を行使すると表明した。来年4月1日付で、初の女性棋士が誕生する。

記者会見をする西山朋佳女流四冠 =26日午前、東京都渋谷区の将棋会館で(木戸佑撮影)

にしやま・ともか 1995年生まれ、大阪府大阪狭山市出身。伊藤博文七段門下。2010年、6級で奨励会入会。21年、三段で奨励会を退会し、女流棋士デビュー(女流三段)。23年、女流五段。姉は囲碁棋士の静佳さん。現在は白玲、清麗、女流名人、女流王将の四つの女流タイトルを保持し、通算獲得数は23期。振り飛車党で豪快な終盤力に定評がある。

 西山新四段は会見で「強い方と戦いたい。もっと上を目指す戦いをしてみたいという気持ちを大事にした」と語った。女流棋戦にも引き続き出場する。
 将棋のプロ制度は、性別に制限のない「棋士」と、女性だけの「女流棋士」の2種類ある。棋士になるには通常、養成機関の奨励会に入って26歳までに四段に昇段する必要がある。2014年には規定の成績を挙げた上で若手棋士5人を相手に3勝すると棋士になれる編入試験が制度化されたが、競技人口の少なさなどから、これまで女性の棋士は誕生していなかった。
 西山新四段は14歳で奨励会に入り、三段まで昇進したが、21年に退会して女流棋士に転向。24~25年には編入試験を受験したが、2勝にとどまり不合格だった。
 昨年、「第三のルート」として女流最高峰のタイトル「白玲」を通算5期獲得すれば棋士に編入できるとの規定が新設され、西山新四段は今月10日の白玲防衛でこの条件を満たした。当日は「すぐに答えを出せる状況ではない」として、権利を行使するかどうか意向の表明を保留していた。26日が申請の期限だった。
 西山新四段は大阪府出身、伊藤博文七段門下。振り飛車戦法を得意とし、力強い攻め将棋を身上としている。

「将棋に興味を持ってもらうためにも、結果を出すことが一番」

 西山新四段は記者会見で...

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