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男性社会続く将棋界に風穴、西山朋佳女流四冠 「女性棋士」へ環境整備が急務

2026年10月27日 05時10分 (10月27日 05時10分更新)
 将棋界に初めて「女性棋士」が誕生する。「棋士」とは別の制度として1974年に発足した「女流棋士」。そのトップに立つ西山朋佳女流四冠(31)が26日、来春から棋士に編入する意向を表明した。将棋界の女性たちの長年の悲願がかない、歓迎の声が相次いだ。一方で、男性社会が続いてきた将棋界で女性の活躍を進めるためには、待遇面や制度上の課題も山積している。(樋口薫)

記者会見を終えて写真撮影に応じる西山朋佳女流四冠(左)=26日、東京都渋谷区の将棋会館で

 「女流棋界は50年の歴史があり、その積み重ねによって私も将棋を指せている」。西山さんはこの日の会見で先輩たちへの感謝を述べ、「将棋を指す子どもたちのモデルケースになれれば」と決意を表明した。
 その先輩の一人で、棋士を目指して養成機関「奨励会」で修業した経験のある中井広恵女流六段(57)は「女性が男性と同じ四段になれる日を待ち望んでいた。昔から少しずつ壁を乗り越えてきた結果で、感慨深い」と祝福。女性初の奨励会員だった蛸島彰子女流六段(80)も「将棋を始める女の子がたくさん増え、ますます盛り上がってほしい」と期待した。
 女性の競技人口の少なさは...

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