TBS龍宝社長「特定の国家をおとしめる意思は全くない」日曜劇場「VIVANT」批判に言及
2026年10月28日 16時00分
TBSは28日、東京・赤坂の同局で、定例社長会見を開催。龍宝正峰社長が、日曜劇場「VIVANT」(日曜午後9時)の演出について中国メディアで批判されていることについて言及した。
自衛隊の秘密部隊「別班」を描く同作の人気が白熱する一方、劇中に”中国系”情報組織が登場し、別班員に拷問を加える場面が中国SNSを発端に中国メディアで物議を醸している。
龍宝社長はまず、25日がプロ野球「SMBC日本シリーズ2026」第2戦の中継延長に伴い、45分遅れとなった放送に触れ「日本シリーズが思った以上に面白かった。ドラマを見ようとして野球に引き込まれた人も、また野球を見終えたままドラマに流れ込んだ人もいたかもしれない。面白い視聴動向の1日だった」とした。
一方で「特定の国家を敵視しているのではないか」「暴力描写が過剰ではないか」といった意見が寄せられていることも事実としながらも、「VIVANTはエンターテインメント作品。(局は)人々の幸福と世界平和の大切さを基本理念としており、作品を通じて特定の国家をおとしめたり、国民感情を傷つけるメッセージを届けることはございません」と否定した。
さらに「国家間の対立をあおったり、武力行使を作品を通じて特定の国家をおとしめる意思は全くない」と重ねて否定。架空の国名も登場する中で、実在の国名を出したことについても、1年以上前に脚本が作られていると前置きした上で「フィクションとして、エンタメ性を高める上で架空の国名と実在の国名を比べた結果ということ。作り手の考え方がある。これ以上はなんとも言えない」と話した。
また、龍宝社長はNHK紅白歌合戦の司会に「VIVANT」で主演を務める俳優の堺雅人(53)と二宮和也(43)が選ばれたことに「笑っちゃいけないんですが、たまたまそのお二人が大役を務めると聞き、楽しみにしています…とは言えないですが、うれしく思います。他局ですしコメントすることではないですが、そういうことだと思ってください」と笑みを交えつつ答え、「TBSも最高のコンテンツをご用意していますので、大みそかはTBSをご覧ください」と話した。
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