九回を投げ終えた阪神のラファエル・ドリス㊨を迎える才木浩人=京セラドーム大阪(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神2-3中日、17回戦、阪神12勝5敗、7日、京セラ)オリックス、阪神で176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(60)は、2点リードの九回に逆転を許したドリスの隙に言及した。
才木が8回無失点の好投で、九回は守護神・ドリスにつないだ展開で負けたのは、正直、ショックは大きいだろう。
特に才木は前々回が九回に逆転弾を浴び、前回は先頭打者弾を許して最終的に六回途中の交代。悔しさを晴らすはずの快投でも勝てなかったのは、本人も、チームもストレスがたまる。
ドリスに関しては、守護神を託した以上、イニングの途中で交代させるわけにはいかないし、最近、失敗していたわけでもないので、ある程度は「こんな日も」と割り切るしかない。
ただ、今回は制球が悪過ぎた。暴投になった2球以外も思ったところに投げられていなかった。
もったいないと感じたのは2死一、三塁で代打・阿部を迎えた場面。制球が乱れているから、走者を詰める判断は難しいのは理解する。ただ、一走にフリーパスで二盗を許したのは疑問。捕手が二塁送球することも、投手がカットすることもなかった。1点リードの九回の守備態勢としては、どうだったのだろうか。
DeNAも中日も、チーム状態は良さそう。優勝へのカギはこの両チームに3連戦で負け越さないことだ。