10月6日、甲子園でのリーグ優勝セレモニーで胴上げされた阪神・佐藤輝明 阪神球団が19日、佐藤輝明内野手(27)のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認することを発表。満願の回答を得た佐藤は短期決着で移籍先を決めるため、ドジャースなど5~6球団に交渉先を絞ったーという極秘情報があります。阪神はCSファイナルSでDeNAに4連敗を喫し、今季の全日程を終了。今オフの焦点だった三冠王のメジャー挑戦も正式決定しました。超破格の条件で11月末までに移籍先が決定する、という驚愕のシナリオとは…。
いよいよ、その時がやって来ました。阪神の主砲・佐藤のポスティングシステムによるメジャー挑戦を球団は正式に容認しました。19日、西宮市の球団事務所で会見を行った嶌村聡球団本部長(59)は夢をプッシュする言葉を発しました。
「来季からの挑戦を後押しする。球団にとっては非常に重く、かなり難しい決断であったことをお伝えさせて頂く。入団からの6年間の成績は承知の通り。彼の成績がチームの成績にもなり、6年間すべてAクラス。3回の優勝に貢献してくれた」
CSファイナルSでDeNAに4連敗を喫して今季の全日程が終了した直後から阪神のベンチ裏はサトテル一色でした。打率・306、39本塁打、106打点で三冠王に輝いた主砲は海を渡るのか。球団側は3年越しで佐藤が求めるポスティングを容認するのか…が、今オフの最大の焦点でしたが、球団が出した答えは当人にとっては満額回答でした。
もっとも、ここまでの流れは容認でした。もつれた昨年オフの契約更改交渉。代理人ショーン・ノバック氏は一時、球団側にポスティング容認を文書で確約するように迫り、拒否する球団側との交渉は平行線。決着したのは春季キャンプ直前の1月30日でした。年俸4億5000万円プラス出来高5000万円(推定)でサインしましたが、佐藤が強硬姿勢を翻して〝折れた〟理由は、最高の結果を出して貢献すればメジャー挑戦を容認する…という球団の姿勢をリアルに感じたからです。そして、文句なしの三冠王獲得でチームは球団史上初のリーグ連覇。もう球団側には引き留める言葉も材料も見当たりません。
佐藤の周辺を探ると、あらかじめポスティング容認を前提とした動きを見せていました。代理人サイドはシーズン中から水面下でメジャー複数球団と〝接触〟していた模様で、ここに来て海の向こうから聞こえてくる極秘情報には2つの柱があります。
①佐藤の値段 今季の成績は昨オフにメジャーに移籍した村上宗隆(ヤクルト→ホワイトソックス)や岡本和真(巨人→ブルージェイズ)が直近に残した数字よりもはるかに上です。その村上が127試合出場で、打率こそ・207ですが、35本塁打の77打点。チームのポストシーズン進出の原動力になりました。岡本も156試合出場で打率・232の33本塁打、92打点。佐藤は村上や岡本よりも内外野を守れるユーティリティ性があります。守備力を加味すると、2人よりも高い評価なのです。
村上は2年契約で総額3400万ドル(約53億5200万円)。来季の年俸は1700万ドル(約26億7600万円)です。岡本は4年契約で総額6000万ドル(約94億2000万円)。年俸は今季が700万ドル(約11億円)で、来季からの3年は1600万ドル(約25億円)。2人の活躍によって、佐藤の相場は上昇。現段階で大リーグから漏れ伝わる情報では「相場は最低でも4年契約。総額は1億ドル(約158億円)」という超破格の数字です。年換算で年俸約39.5億円です。
こうなると獲得に興味を示すのは資金力が豊富な球団に限られます。相場が高ければ高いほど、欲しくても手を挙げられない球団が出てきます。