新潟明訓・長谷川優外野手が東大に現役合格 創部79年目で初快挙  赤門軍団で「まずはレギュラー」

[ 2025年3月11日 05:10 ]

後輩に胴上げされる長谷川
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 新潟明訓の長谷川優外野手(3年)が10日、東大の文科一類に合格した。1947年の創部以来、同校野球部から東大の合格者が出るのは初めて。4月からは野球部に入部して、大学でも文武両道を目指す。同日夕、グラウンドで取材に応じた長谷川は満面の笑みで喜びを口にし、レギュラー奪取やベストナイン獲得を新たな目標に掲げた。

 今夏に背番号8をつけた長谷川が、東大の中で文系最難関と言われる「文一」を突破した。この日の昼過ぎに長岡市の自宅で自身の受験番号があるのを見届け「ホッとしたのと、今までやってきたことが間違いじゃなかったな、報われたなと。両親や先生方、友人から期待され、それにも応えることができた」としみじみと実感を口にした。

 東大で野球を――。中学時代からの目標をかなえた。「早大や明大は甲子園のスターがいて、なかなか試合には出られない。東大なら出られるかもしれない」。高校も野球と勉強の両立が求められる新潟明訓を選択。入学前の模試の結果が良かったことから、漠然とした思いが目指す場所へと変わった。

 新潟明訓では寮生活だったが、集中して机に向かった。「夏の暑い中で練習や試合をしたことを思えば(勉強は)エアコンの効いた中でしたから」とさらり。野球で培った集中力と明確な目標があったからこそ、受験本番でも平常心だった。「緊張もなく落ち着いてやれた。最後は英語だったんですが、それが一番良くて後味が良かった」。手応え十分で迎えた合格発表だった。

 今後は新天地での生活に慣れるために、早めに上京して赤門軍団の門を叩く。「まずはレギュラーを目指し、神宮球場のバックスクリーンに長谷川優の名前と出身校の新潟明訓を出したい。先輩からもいろいろなことを盗み、ベストナインの声が上がるようになりたい」と夢が膨らむ。3年間指導した島田修監督は「目標を設定し、しっかりと学習時間をキープしていた。東大も部員が多く、体の大きい選手もいる。簡単に通用する世界じゃないが、頑張ってほしいですよね」と教え子にエールを送った。

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