佐々岡真司氏 広島・岡本駿は突然の大乱調…これが野球の怖さ 痛すぎる1敗を教訓に

[ 2026年7月15日 05:05 ]

セ・リーグ   広島4―5DeNA ( 2026年7月14日    マツダスタジアム )

<広・D(14)> 広島先発・岡本 (撮影・平嶋 理子)
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 【佐々岡真司 視点】野球の怖さを改めて痛感させられる試合だった。岡本が大量失点した5回。まずは先頭・松尾を…というところで、1ストライクからのカーブが甘く高く入って中前へ運ばれ、次打者にも2ストライクと追い込みながら安打でつながれた。

 味方が初回に幸先よく3点を先取し、4回にも効果的な追加点を挙げた直後の、突然の大乱調。試合の流れを把握して投げないといけない局面で、先頭打者だけは絶対に打ち取るという気持ちは果たしてあったのか。勝利投手の権利を得るイニング。そこへの過剰な意識が原因なのか。

 この日の右腕は制球がそれほど良くなかった。バラつきがあった中でも抑えられたのは直球に強さがあり、押し込めていたからだ。球数が増えると、しかし、甘い球は痛打される。暑さの影響もあったろう。ただ、皆が同じ条件で戦っている以上、理由にならない。

 岡本にしてみれば、経験したことのない乱れだろう。これが野球の怖さだ。痛すぎるこの1敗を、教訓として次戦以降に生かさなければならない。 (本紙評論家) 

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