永瀬九段 四国で連勝 高松市のJT杯で勝利 藤井王位に連勝の第5局から中2日

[ 2025年8月30日 17:46 ]

永瀬拓矢九段
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 将棋の永瀬拓矢九段(32)が30日、高松市で、広瀬章人九段(38)とのJT杯2回戦に臨み、143手で勝利した。準決勝進出を決めた永瀬は、伊藤匠叡王(22)と佐藤天彦九段(37)の勝者と11月9日、大阪市で対戦する。

 振り駒の結果、永瀬が先手になり戦型は角換わり腰掛け銀へ進んだ。長い中盤戦から永瀬が十字飛車の攻めを見せた84手目、広瀬が軽く歩を打って飛車の横利きを止めて同時に角取り。ところが永瀬はこれにひるまず敵陣へ歩を打って桂取り。駒損ながら、と金を作ってさらに飛成と攻めを加速させ、粘る広瀬を振り切った。

 永瀬は26、27日、藤井聡太王位(23)=王将など7冠=に挑む第66期王位戦7番勝負第5局を制して2勝3敗とした。四国の隣県・徳島対局で、19、20日、福岡県宗像市での第4局に続く連勝。永瀬にとっては藤井との5番勝負、7番勝負合わせて6度目のタイトル戦で初の連勝でしかも2勝目という大きな1勝だった。

 第5局から中2日だったが一度自宅がある関東へ戻っての勝利だったそうで、「四国連勝」。広瀬の投了を受け、「局面局面に応じてベストを尽くす方針でした」と振り返った。勢いに乗る永瀬が3勝3敗のタイを目指す王位戦第6局は9月9、10日に静岡県牧之原市「平田寺」で指される。

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