加藤一二三さんに名誉十段の追贈状 “レガシー”設立も発表、お別れの会に藤井聡太王将らが参加

[ 2026年6月6日 15:30 ]

<加藤一二三さんお別れの会>喪主あいさつを行う加藤順一さん(撮影・五島 佑一郎)
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 1月22日に亡くなった将棋棋士・加藤一二三さん(享年86)のお別れの会が6日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた。

 午後1時からの第1部には関係者や棋士が参加。黙とう後に日本将棋連盟・清水市代会長から名誉十段の追贈状が遺族に贈呈され、朝日新聞・中村史郎会長、棋士会・森内俊之会長(九段)が追悼のスピーチを行った。

 森内会長は加藤さんが1982年に初の名人となった時期に「自分もプロ棋士として活躍したいという意識が高まりました」と明かし、カトリック信者だった加藤さんにあやかってキリスト教系の中学に進学したエピソードを披露した。

 会には藤井聡太王将=6冠=も参加して遺影に花をささげた。会場内には加藤さんの生前の雄姿や年表、自筆の詰め将棋原稿などが展示された。

 喪主を務めた長男の加藤順一さんはこの日、「一般社団法人・加藤一二三レガシー」の設立を発表。故人の棋譜、記録、映像などの収集、保管管理を一括して行う窓口として機能させる。これまで公開されなかった自筆の文書などをとりまとめてファン向けに展示する案や、将棋の海外普及などの活動を視野に入れているという。代表理事は順一さんが務める。

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