坂東巳之助と尾上右近が「牡丹燈籠」に挑む 落語と歌舞伎で違う筋書き 面白いのは…右近が持論語る

[ 2026年7月9日 16:35 ]

取材に応じた(左から)尾上右近、坂東巳之助
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 歌舞伎俳優の坂東巳之助(36)と尾上右近(34)が9日、都内で「八月納涼歌舞伎」(8月2日初日、東京・歌舞伎座)第一部「怪談 牡丹燈籠(ぼたんどうろう)」の取材会を行った。

 幕末から明治にかけて活躍した落語家三遊亭圓朝による怪談噺が原作。ともに初役で、初の夫婦役となる。巳之助は「とても人間くさい夫婦です。元は愛はあると思いますが、金がない。金が手に入った瞬間、違った関係性になります。そういった人間くさいところが笑えたり、泣けたり、怖かったり、いろいろな角度からお見せできる。非常に魅力的なお役だと思います。最後には、歌舞伎ならではの見せ場もある。非常にやるのが楽しみ」と見どころを語った。

 夫婦役を演じることについて右近は「巳之助さんとは、立役同士の共演が多いですが、初めての夫婦役。いつも感じている巳之助さんの魅力とは違った魅力を僕が引き出せるのではないかと、一巳之助さん、歌舞伎ファンとして、そこに期待を寄せている」と意気込んだ。

 落語でも夏の定番として、一部が高座にかかることが多い演目。だが、落語と歌舞伎では異なる部分もある。右近は「歌舞伎の方が面白い。落語家の方には最大限のリスペクトをしていますが、落語ファンの方に刺激を与えるという意味で歌舞伎の方が面白いと言わせていただく」と自信満々。巳之助は「怖い、怖い。何てことを言うんだ。やめろよ」と苦笑いしながら、いさめていた。

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