【メッセージ全文】「豊臣兄弟」信長・小栗旬が光秀・要潤に感謝&感服「次も敵対役で」「いつかお酒を」

[ 2026年7月12日 10:00 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第27話。本能寺が燃え盛る中、織田信長(小栗旬)は…(C)NHK
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は12日、第27話「本能寺の変」。織田信長が明智光秀に討たれる前半最大のクライマックスを迎える。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 光秀役の俳優・要潤が前日11日、同局「土スタ」(土曜後1・50)に生出演。信長役の俳優・小栗旬からメッセージが届き、感激した。

 全文は以下の通り。

 どうも、小栗旬です。

 「豊臣兄弟!」の撮影が終わってから、要さんが今回はなるべく撮影の間は僕に近づかない、仲良くならないように気を使っていたということを知りました。実際に僕としても要さんと少し距離があるなと思っていましたが、要さんがそういうふうに考えてくださっていて助かった部分がたくさんありました。

 芝居は本当に感情を表に出さないように努めている感じがして、要さんが演じている明智光秀は何を考えているのだろうかと思いながら過ごしていました。秀吉役の池松君から「本能寺の変」の後のシーンを撮った時に「要さんは今までためていたものが思いきり出ていて、とても素晴らしかったです」というお話を聞き、本当に極限までため込んで役を作られていたんだなということに感服しております。

 この「豊臣兄弟!」で確実に一番暴力的に攻撃をさせてもらったのは光秀でした。要さんは体も大きいし、光秀に対してどう乱暴を働くかということを常に気にしていたのですが、明日の放送は今までで一番暴力的なシーンの演出があり、要さんは一切顔色を変えずに「いくらでもやってください」と言っていただき、信長として暴力的に光秀を扱わせてもらった時に、明智光秀役が要さんでよかったなと心から思いましたし、とても救われました。

 なので、その光秀が饗応役をやる宴のシーンがとても印象に残っています。その節は叩いたり蹴ったりして申し訳なかったです。でも、いつ何時も顔色一つ変えずいらっしゃる姿を思い出すと「もっとやっておけばよかった」という気持ちがふつふつと今になって湧いてきました(笑)。他の役のアプローチをしている要さんを直接拝見したことはないですが、現場では淡々と職人のようにただ佇んでいる方で、それは光秀だからかもしれないですが、本当に素敵だなと見ていました。

 余談になってしまいますが、織田信長が1582年の「本能寺の変」で亡くなってから400年経った1982年に僕は生まれていて、400年後に生まれた自分が400年前に亡くなった人の役を演じられたことにも非常に運命を感じておりますし、「本能寺の変」が起こった日(6月2日)に(映画)「キングダム 魂の決戦」のワールドプレミアで、その作品でも僕の敵役を演じている要さんとお会いできたことを勝手に運命的だと感じております。

 次も敵対する役でお会いしましょう。いつか信長と光秀という荷を下ろして、お酒を酌み交わしながらゆっくり語り合える日を楽しみにしております。ありがとうございました。小栗旬

 明日放送の「本能寺の変」は、光秀との関係性はもちろん見ていただきたいのですが、今回僕は終始一貫して信長という人物を演じざるを得なかった織田信長という人間の人生を27回演じてきて、気がついたらそこにあるのが孤独だったというものを創れたんじゃないかと思っているので、そこを楽しんでいただけたらと思います。その孤独の先に信長が見た未来なども僕なりに表現したので、そこも追っていただけたらうれしいです。

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