日本マジック界けん引 梅咲直瑛さん死去 がん闘病 海外開催GPで日本人初のヘッドジャッジ経験

[ 2026年8月28日 14:17 ]

マジック:ザ・ギャザリング公式X(@mtgjp)から

 「マジック:ザ・ギャザリング」のジャッジやイベント主催者、プレイヤーとして長年にわたり日本のマジック界を支えてきた梅咲直瑛さんが、約1年4カ月にわたるがんとの闘病の末、今月19日に死去した。公式サイトが発表した。

 公式は「長年にわたり日本のマジック・コミュニティを支えてきた梅咲直瑛さんが、約1年4か月にわたるがんとの闘病の末、2026年8月19日に逝去されました。謹んで哀悼の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と伝えた。

 梅咲さんは2000年代初頭から認定ジャッジとして活動。ジャッジ・プログラムの高位資格だったレベル3ジャッジとなり、国内外の数多くのプレミアイベントに参加した。グランプリや日本選手権など大規模大会でヘッドジャッジを務めた。

 活動は海外にも及び、ヨーロッパ、北米、アジアなど世界各地の大会に積極的に参加。2015年のグランプリ・シンガポールでは、日本人ジャッジとして初めて海外開催のグランプリでヘッドジャッジを務めた。

 後進の育成にも力を注いだ。梅咲さんが育てたジャッジらは、その後の日本の「マジック」を支える存在となった。

 国内では関東のプレイヤーに長年親しまれた草の根トーナメント「五竜杯」の運営を担った。

 梅咲さん自身も一人のプレイヤーとして競技マジックにも挑戦し、プロツアーへの出場を経験。日本選手権で好成績を収め、2009年には世界選手権にも出場した。

 公式サイトは「ゲームをプレイし、世界を見る。梅咲さんほど、この言葉をさまざまな意味で体現した人は多くないでしょう。プレイヤーとして世界の舞台に立ち、ジャッジとして世界各地のイベントへ赴き、そこで多くの人々と出会う。そしてイベントが終われば、その土地を歩き、その土地の文化や食事、観光も楽しむ。マジックというひとつのゲームをきっかけに、人と出会い、場所を訪れ、新しい経験をし、それをまた次の誰かへとつないでいく。その結果として、梅咲直瑛さんは、20年以上にわたり、日本のマジック・コミュニティのさまざまな場所に関わり、多くのものを残してくれました」と追悼した。

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