藤井聡太王位「防衛できた喜びなどは徐々に、実感として湧いてくるのかな」 第6局から一夜明け

[ 2026年9月10日 11:13 ]

王位戦第6局の対局場「元湯 陣屋」の中庭で7連覇のポーズをとる藤井聡太王位(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第67期王位戦7番勝負を4勝2敗で防衛した藤井聡太王位(24)=王将含む6冠=が10日、決着局となった第6局の開催会場、「元湯 陣屋」(神奈川県秦野市)で一夜明けの会見に臨んだ。

 同学年のライバル・伊藤匠2冠(23)相手に形勢が二転三転する激戦を制した藤井は「温泉に入って、疲れをいやすことができました」と笑顔を見せ、7連覇については「防衛できた喜びなどは徐々に、実感として湧いてくるのかなと思ってます」と充実感を漂わせた。

 かりに今局を落として、最終第7局になだれ込んだ場合、藤井にとってはネガティブなデータがのしかかる。伊藤2冠は過去4度の戴冠すべてがフルセットでの勝利。さらに第7局の開催会場は山梨県甲府市の常磐ホテルで、藤井は過去3戦して3敗、うち2回は伊藤に2タイトルを失った因縁の地。「伊藤2冠のフルセットでの強さは私自身よく知っています。本局に臨むうえでそのことは考えず、目の前の一局に集中していました」と明かし「常磐ホテル様ではいい結果が出ていませんが、対局場としては大変素晴らしいところ。私自身もそちらで早く1勝を挙げたいなと思っています」とほほえんだ。

 14歳での史上最年少プロ入りを決めたのが16年9月3日。その日から10年が経過し「そんなに(年月が)経ったのかというのが正直な気持ち。当時を振り返ると、若さゆえ根拠のない自信もあったが、それがいい方に働いたのかも。今では当時の自信は残ってないのですが(笑い)少しは成長できたかな」とはにかんだ。

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