ザ・ウィークエンド 7年ぶり来日公演大盛況!グラミー賞4度の親日家、再会約束「君たちは本当に大切」

[ 2026年9月20日 22:00 ]

7年ぶりとなる来日公演を行ったザ・ウィークエンド(C)Sebastien Nagy
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 カナダ出身の歌手、ザ・ウィークエンド(36)の7年ぶりの来日公演が19、20日の両日、ベルーナドームで行われた。悪天候にもかかわらず、憂鬱(ゆううつ)な空気を吹き飛ばすほどの2時間の熱演。集まった日本のファンを魅了した。

 グラミー賞を4度受賞した世界的人気を誇る。7年待ちわびた観客からは20秒以上、地鳴りのような歓声が沸いた。20日の公演では「昨日よりも盛り上がっているよ!こんな悪天候の中、時間をかけてきてくれたんだよね。ありがとう。君たちは本当に大切なんだ!」と笑顔で応えた。

 今回は2022年7月から始まった世界ツアーの一環として開催。今年11月までに北米やヨーロッパ、南米などのスタジアムといった大規模会場で176公演を行う。現時点では750万枚以上のチケットが販売され、累計収入が12億ドル(約1882億円)を突破した。

 主催者によると、男性ソロ歌手のツアーとして史上最高興行収入となる見込み。これは21年9月から23年7月まで行われた英歌手のハリー・スタイルズ(32)のツアーで記録された6億ドル(約941億円)を超える形だ。

 グラミー賞を4度受賞。2023年には音楽配信サービス「Spotify」の月間リスナー(その歌手の曲を月に1回でも再生した人)が1億人を突破し、ギネス世界記録に「世界で最も人気のあるアーティスト」に認定された。

 一度聞いたら耳に残るメロディーと高音域の歌声が特徴的で、来日公演でも遺憾なく発揮された。2時間のステージで、代表曲「ブラインディング・ライツ」や「アフター・アワーズ」など38曲を矢継ぎ早に届けた。

 随所に親日家の一面がちりばめられた。十字に花道が広がったステージ中央には今回のために日本人アーティスト・空山基氏がデザインし、富山県の職人が制作した高さ12メートルの人形の大型彫刻が鎮座。着用したマスクは現代美術家の中村和也氏が手がけ、衣装はヨウジヤマモトがデザインを施した。

 演出だけではない。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング曲で有名な高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」をサンプリングした新曲(タイトル未定)も初披露。19日公演には高橋本人が登場し、ウィークエンドは見てるだけという愛くるしい場面もあった。

 終盤には再びの来日公演を約束。「(今回は)日本に帰ってくるのに7年かかった。またすぐに帰ってくる。約束するよ」。最後は拍手をあおり、「カンパイ!」と升でお酒を飲みほした、何度も日本への感謝と愛を口にした、愛情あふれる7年ぶりの来日公演だった。

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